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2004年12月の7件の記事

2004年12月31日

ビデオコレクションのDVD化(その1)

私の家には、1990年頃からのテニスやツール=ド=フランスのビデオが100本弱ある。これだけたくさんあると、年に1回、どれかを見ればいい方だ。つまり単なる死蔵コレクションに近い。しかし、どうしても捨てられない物がいくつもある。

グレッグ=レモンが最終ステージで大逆転を演じた1989年のツール=ド=フランスや、気迫と気迫がぶつかり合う名プレーの連続だった1995年フレンチ=オープン決勝、トーマス=ムスター対マイケル=チャンの戦い。さらに、ピート=サンプラス対アンドレ=アガシの数々の名勝負。この二人が対決するときは必ず名勝負だった。その中でも、20数回のラリーの末、一本の美しいバックハンドが弧を描いてアガシのコートに突き刺さった1995年USオープン決勝は特別な物だ。

同時代に活躍した同国人のスター選手ボリス=ベッカーの陰で、どうしても地味なイメージがつきまとっていたミヒャエル=シュティッヒの名プレーは、いつ見てもほれぼれとする。理想的に脱力したフォームから放つ切れのあるサービス。足下に沈められたボールを難なく相手コートの奥深くに運ぶ芸術的なローボレー。白眉は、1996年フレンチ=オープンの地元ピオリーヌ戦だ。解説の平井健一氏が「きれいですねー」と感動した完璧なボールコントロールは、何度見ても美しい。

いま、このビデオコレクションをDVDにしつつある。ビデオテープはとにかく場所を取る。また、保存に気を遣わなければ、容易に劣化する。特に気をつけるべきはカビだ。湿気の多いところに保管していた時期があり、何本かはカビに冒されてしまった。何とか再生できる程度に収まっていたのは不幸中の幸いだ。カビに気が付いてから、1年に1回は早送りと巻き戻しで風通しをしている。これは結構面倒だ。

DVDは、保管場所を取らないのが最大のメリットである。また、タイトルやチャプターをきちんと付けておけば、目的のシーンの頭出しが一瞬でできる。スローや早送り再生などの特殊再生でメディアが劣化しないのもよい。というわけで、DVDレコーダを購入したのを機に、ビデオテープを順次DVDにダビングを始めたのである。しかし、保存性に関してはそれほどでもないことが、その後の調べで分かってきた。

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2004年12月26日

有馬記念

1着ゼンノロブロイ(オリビエ=ペリエ)、2着タップダンスシチー(佐藤哲三)。単勝200円と、馬連1240円が見事に当たった。ペリエを信じた甲斐があった。佐藤哲三も何かやってくれるという気がした。稼いだ分は、本かDVDでパーッと使うことにしよう。

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2004年12月25日

「ボリューミー」

今日見つけた新語が「ボリューミー」。

モスバーガーに女性ファッション誌が何種類か置いてあり、妻が「BOAO」という最近創刊した雑誌を取ってきて、注文した物が届くまでのあいだに読んでいた。そこで彼女が見つけたのが「ボリューミー」という言葉。「ロング&リーンに徹して、ダウンコートはスマートに。ロングのダウンは、ボリューミーすぎないタイプが鉄則」と書いてある。どうやら、この冬は、あまりもこもこしていないダウンジャケットで体型を細く見せるのがよろしいということらしい。あまり知られていない言葉を使うと、何となく格好いいので、ファッション誌にカタカナ語は必須だ。

クリームという名詞からクリーミーという形容詞が派生するように、名詞ボリュームからボリューミーという形容詞を作ったらしい。この言葉は初めて見たのだが、Googleで検索すると、ファッションやアクセサリーなどのデザインを表現する言葉として、結構使われている。「『リッププロジェクト ウルトラボリューミーリップ』は、ボリューミーでみずみずしい唇をめざす方のためのリップトリートメントです」とか、「ボリューミーで艶やかK18アメジスト5.60ctリング」といったところだ。

言わんとするところは理解できる。「ふっくらした」「肉厚の」という意味で使っているのだろう。しかし私は、「ぶくぶくと太った」「ぶよぶよした」という印象を受けて、苦笑いしてしまう。

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2004年12月20日

ミクシィとココログの連携(追記)

ミクシィは、外部ブログの記事を2時間おきにチェックする仕様とヘルプに書いてあった。また、新着記事数だと思っていた数字は、マイミクシィに登録されている友人の数だった。

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ニフティのTTYフォーラム閉鎖

ニフティのTTY(パソコン通信)フォーラムがいよいよ終わりを迎える。2005年3月までにWebフォーラムに移行するか、終了するか、どちらかを選択しなければならないとのことだ。

まだインターネットという言葉すらほとんど知られていない頃、ネットワークのコミュニティといえばパソコン通信、そしてニフティ(当時はNIFTY SERVE)だった。私がいま付き合っているテニス友達と知り合ったのが、ニフティのテニスフォーラムだ。そのテニスフォーラムは、1月で終了する。オフ会のテニスミーティングやプラオフ(プライベート=オフ)に出るために、毎週土日は千葉から東京、横浜まで首都高に乗って遠征し、終わったあとはお茶会と称してファミレスでパソコン通信談義やテニス談義に花を咲かせた。ひょんなことから、あるプラオフを引き継ぎ、主催者として集客や運営に頭を悩ませたこともある。

現在は接続し放題の数十Mbpsの通信速度が当たり前だ。2400bpsのモデムで、いかに効率的にメッセージをダウンロードし、電話代を節約するか。モデムのATコマンドをあれこれいじっていたのが懐かしい。ずいぶん無駄な労力を費やしたような気もするが、ネットワーク通信の発展を身をもって感じられたのは、二度とできない経験だったと思う。

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2004年12月19日

ミクシィとココログを連携

ソーシャルネットワークのミクシィは、他のブログと連携できる。2カ所に日記を書くのが面倒なので、以前開設してほったらかしのココログと連携するように設定を変更した。ミクシィのトップページは、いままでと変わらない。ココログの記事タイトルがきちんと表示されている。RSS/XMLの威力だ。ただし、新着記事数がきちんと表示されていないような気がする。しばらく様子見としよう。

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液晶テレビ

期せずして、デジタル三種の神器がそろってしまった。デジカメとDVDレコーダーは自分で買ったが、液晶テレビは妻の実家から突然やってきた。

実家のテレビが壊れて買い換えるとき、昔から付き合いのある電気屋が、日立のWoooを持ってきた。画面がとてもきれいで最初は喜んでいた。しかし、多機能すぎて義父や義母には使いこなせない。で、うちにある普通のテレビと交換してくれと言うことになった。

取扱説明書と首っ引きで使い方を調べている。これは、70を過ぎた老人には無理だ。取説もわかりにくい。このあたりは松下電器の方が一歩先を言っている感じだ。

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