オメガ=シーマスター故障
普段使っている腕時計は、オメガ=シーマスター2501-80。120m防水の自動巻モデルで、ジャック=マイヨールにちなんで文字盤が波模様のモデルの最終版である。2003年3月に買ったものが、いつの間にか半日で1時間も進むようになっていた。
毎日腕にはめているものの、腕時計で時間を確認する機会はずいぶん減っている。仕事をしている時間のほとんどはPCに向かっているので、タスクトレイの時計を見てしまうし、その他の時は携帯で時刻を確認することが多い。そのため、いつ頃からこんなに狂ってしまったのかは定かでない。
特に衝撃を与えた覚えもない。唯一の懸念が置き場所だ。財布やタイピン、携帯電話など毎日携帯する小物と一緒に小さな籠に入れて、ミニコンポのスピーカーの上に置いてある。スピーカーには磁石が使われている。腕時計、特に自動巻のものに磁気は禁物なのを忘れていた。とはいえ、この場所に置くようになって約1年だから、一概にスピーカーが影響したとも言い切れない。
購入店の銀座天賞堂に持って行き、修理を依頼した。一般的に、内部の部品の動きに粘りが出てくると、時を刻む部品の振れ幅が小さくなり、そのために進むようになることがあるそうだ。置き場所の件も話をしたら、オーバーホールとともに、磁気抜きの措置をやってくれることになった。時計を修理する工具は、使っているうちに磁気を帯びてくる。そのまま使うと、客の時計に磁気を移してしまいかねないので、工具の磁気抜きを時々やる。それと同じ方法で、帯磁してしまった時計の磁気を消去できるそうだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
TVの近くに置くなと言われたことがあったのですが
スピーカーもダメなんですね。。。
オメガですが、私も去年くらいに電池が切れてないのに止まってしまいました。
時計屋さん経由でみてもらったら基盤が壊れたと言われたです。
修理ですが、デパートの時計売場でお願いすると、他の量販店よりも約1万は高く見積もられますね。。。
投稿: 太太 | 2005年1月11日 09時07分