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2005年7月の8件の記事

2005年7月31日

「このへんでドロンします」

4344805550このへんでドロンします―昭和へっぽこフレーズ大全
へっぽこ調査室

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「昭和へっぽこフレーズ大全」というサブタイトルが付いた本だ。30代以上の人が子供の頃に親から、あるいはテレビで聞いたけど、最近ほとんど死語と化しているフレーズを集めた本である。本のタイトルで、姿をくらますときに使う「このへんでドロンします」を初め、上司が部下の肩をもみながら言う「○○選手、最近どおよ」とか、小学生の頃に身振り手振りとともに発していた「パン、ツー、丸、見え」など、懐かしい言葉が満載である。

ただし、昔の言葉を単におもしろがっているだけでなく、「このへんでドロンします」の「ドロン」が、歌舞伎の幽霊が消えるときの「ドロン、ドロン」という太鼓の音に由来しているといった豆知識も書いてあり、なるほどと感心することもある。おっと、この「豆知識」もへっぽこフレーズだろうか。

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2005年7月25日

効果的な英語トレーニング方法(多聴と精聴、多読と精読)

英語の勉強方法として私がぜひ勧めたいのは「多聴と精聴、多読と精読」である。これは、語学教育大手のアルクがヒアリングマラソンの勉強法として紹介しているもので、私が実践して非常に効果のあった方法である。

英語が上達しないと言って悩んでいる人のほとんどは、英語のインプット量が絶対的に足りない。まずインプットを増やすことだ。話したり書いたりする能力は、その基礎の上に成り立っている。そのために多聴と多読が必須だ。

では、闇雲にたくさん英語を聞いたり読んだりすればよいかというと、それはあまり効率的ではない。一日一回10分でよいから、精聴・精読の時間を取るべきだ。精聴・精読では、それこそ一字一句、どう言っているか何が書いてあるかをきちんと聞き取ったり意味を調べたりする。スポーツにたとえると、多聴・多読は走り止みや投げ込みで、精聴・精読はフォームをチェックするトレーニングだ。どちらか一方だけでは不十分である。

精聴の一つの方法は、会話を書き取る「ディクテーション」。前置詞一つ、冠詞一つも聞き逃さないように集中して聞き、書き取る練習方法だ。ネイティブスピーカーの英語は、単語と単語がつながって発音されたり、子音や母音の発音を省略したりといったことがごく普通に行われる。これを聞いて書き言葉に直すには、発音を聞き取る耳だけでなく、発音に関する知識や文法力、語彙力、それに文脈から意味や言葉を推測する力を総動員しなければならない。これを毎日続けると、リスニング力が格段に向上する。考えてみると、私たちが日本語で会話するときも、一字一句をきちんと聞き取っているわけではない。聞き取りづらい部分を「たぶんこういっているのだろう」と推測するなどして相手の言わんとすることを理解しているはずだ。

一方、読解力に関しては、英語の文章を日本語に翻訳することが精読になる。多読は、単語の意味が分からなくてもどんどん読み進め、全体としてどんなことが書いてあるかをおおむね把握できればよい。これに対して翻訳による精読では、日本語として読んで意味のある文章にするのだ。書いてあることがだいたい分かるということと、それを文章にできると言うことは、別次元の問題である。他の人が読んで理解できるまで日本語訳を整えるには、生半可な英文解釈力では無理だ。加えて、日本語表現力の訓練にもなるので一石二鳥だ。

ディクテーションは、あとで答え合わせができるように、英語のトランスクリプト付きCD教材を使うとよい。あるいは、ヒアリングマラソンのディクテーションのコーナーを本にまとめた「日本人は英語のここが聞き取れない」と「続 日本人は英語のここが聞き取れない」を使うのがいいだろう。

日本人は英語のここが聞き取れない―3週間でできる弱点克服トレーニング【CD1枚付き】

続 日本人は英語のここが聞き取れない - 1000時間ヒアリングマラソンのデータが明らかにする 週間で変わる実力強化トレ (2)

多読・精読は、手持ちの英語教材で対訳付きのものなら何でも使える。私のイチオシは海外のWebニュースだ。自分が興味ある分野、例えばテニスやメジャーリーグの記事を1日約5本読む。そしてそのうちの1本を日本語に翻訳する。これを毎日繰り返すのだ。自分が好きな分野だから読んでいて面白いし、書いてある内容や用語に馴染みがあるので文脈から意味を判断しやすい。対訳がなくても、自分の理解が正しいかどうか判断しやすいのだ。

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2005年7月22日

分かりやすい文を書くコツ(否定形と逆接)

分かりやすい文章を書いてコミュニケーションを円滑に進めたいと、誰もが思っているだろう。分かりやすい文章とは、読み手がスムーズに読める文章であり、読んでいる途中で考え込まなくてよいものである。これを避けるには、まず第一に読み手の立場に立って文章全体を構成したり、論旨展開を進めたりするのが大切だ。しかし今日は、個別の表現テクニックの観点から、否定形や逆接接続詞や使い方に注意すべしということを書いてみたい。否定形や逆接接続詞は、読み手に頭をひねることを要求する表現である。これを使いすぎると、止めどなく分かりにくい文章になってしまう。逆に言うと、ここに気をつければ、文章の分かりやすさが今日から向上するはずである。

まず、二重否定を排除することで、分かりやすい文章にすることができる。例えば、エンジニアが書いた技術文書でよく見かけるパターンにこういうものがある。

(例文1-1)○○の設定を××にしなければ、☆☆できない。

否定形を二つ重ねて使っている。肯定形で書くとこうなる。

(例文1-2)○○の設定を××にすれば、☆☆できる。

否定形を重ねた場合に比べて、文の頭からスムーズに読め、結果を得るためにどうすればよいかが明確だ。読み手に与える印象もポジティブである。

逆接接続詞(「しかし」「だが」など)も、読み手を混乱させる一因である。もちろん、必要な部分には逆接接続詞を使わなければいけない。要は程度や使い方の問題だ。逆接接続詞を使った場合は、いったん自分で読み返してみて、本当に逆接接続詞が必要なのか、もっとスムーズな論旨展開ができるのではないかと考え直せばよい。

例文を二つ挙げよう。

(例文2-1)製品Aで我々のやりたいことができる。しかし、製品Aの価格は高い。しかし、当社は採用する。

(例文2-2)製品Aの価格は高い。しかし、製品Aで我々のやりたいことができる。そこで採用する。

(例文3-1)この画面構成はおおむね顧客の要望を満たしている。しかし改善の余地がある。だが納期が迫っているため、このままでよいと考える。

(例文3-2)この画面構成は改善の余地がある。しかしおおむね顧客の要望を満たしている。納期が迫っているため、このままでよいと考える。

どちらの例文も、書き換え前は逆接接続詞を続けて使っていて、読み手の頭は2回転させられる。展開を組み替えることで、逆接接続詞を1つにした。

逆接接続詞に関連して注意すべきことは、助詞「が」の多用である。「が」は非常に便利な助詞であり、順接にも逆接にも使える。その結果、分かりにくい文章を大量生産する大きな原因である。

(例文4-1)お客様によく聞くと「~~」という質問でしたが、このように回答しましたが、適切だったでしょうか?

最初の「が」は順接、二番目の「が」は逆接である。文法上はなんら問題ない文であるし、こういった文は特にメールなどの会話文でよく見かける。しかし、何か違和感をかじるのではないだろうか。読み手が最初の「が」を逆接と解釈した場合は、全部読んだあとでもう一度読み返して、「ああ、これは逆接ではなかったのか」と改めて認識することになる。読み返さなければ書き手の意図が分からない。すなわち、分かりにくい文である。この例文は、こう書き換えるとよい。

(例文4-2)お客様によく聞くと「~~」という質問でした。そこで、このように回答しましたが、適切だったでしょうか?

あるいは、接続詞を使わなくてもよい。

(例文4-3)お客様によく聞くと「~~」という質問でした。このように回答しましたが、適切だったでしょうか?

例文4-2では、「そこで」という接続詞を使った。こういった言葉の置き換えできるようになるために、ワーキング=ボキャブラリーを常日頃から鍛えておく必要がある。助詞の「が」など、いろいろな場面で使える「万能語」は確かに便利で、ついそれに頼ってしまう。しかし、多様な語彙と表現を身につけて使いこなせるようになれば、文章が見違えるほど変化に富んで豊かなものになるし、その結果、「頭のいい人」「仕事のしっかりできる人」と認知されることにもなる。

繰り返すが、こういった言葉の使い方以前に、文章全体の構成や論旨展開などが最も重要であることを忘れてはいけない。

(注)例文3-1と3-2は「SEを極める最強仕事術―図解・文章・タイムマネジメント・コーチング・会計・法律・交渉・人脈」(日経BP社)から引用。

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2005年7月21日

iPodケース「OpUS A4 Series」

ようやくiPodのケースを買った。これまではMDウォークマン付属品の袋を使っていた。文字通り「Goodbye MD」である。欠点は、スーツのポケットに入れるとかさばること。また、曲の題名を確認したりボリュームを調節したりする時は、袋から裸のiPodをいったん取り出すことになる。iPodは表面がつるつるだから、手が滑って落とすんじゃないかといつも冷や冷やしていた。

iPodのケースはまさに百花繚乱だ。その中で最後まで迷ったのが、Web Burstの「ClipPad」とid east endの「OpUS A4 Series」の2つである。どちらも本革製で、長く使って飽きの来ないデザインだ。ClipPadは少し前に発売された製品で、iPod関係のブログでよく紹介されている。数ある本革製ケースの中でも出色の仕上げで、これを買おうと思っていた。

発売されたばかりのOpUS A4 Seriesに決めた理由は、フリップカバーの有無だ。フリップカバー付きのClipPadは、確かにiPodを保護するという点で優れているものの、画面を見たりホイールを操作するときに両手を使わなければならないというところが、少々使いにくい。

OpUS A4 Seriesを使った感想だが、デザイン、仕上げ、操作性とも全く申し分ない。ちなみに、液晶部分は市販の保護フィルムを貼っている。ポケットから取り出すときも、革が滑り止めになっているので安心だ。ユーティリティループにどんなストラップを付けようか、これまた悩んでいる最中である。

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2005年7月20日

外貨預金の落とし穴

今年の3月末、米ドル4.50%、ユーロ5.50%、ニュージーランドドル14.50%という高金利につられて外貨定期を始めた。3ヶ月物の期間限定特別金利である。しかし満期の6月末の為替相場では、トータルで結局赤字だった。初めての外貨預金で勝手が分からなかったのだが、金利に惑わされてはいけないのだ。為替相場の方が大きく影響する。

赤字で終わらせるわけにはいかないから、自動継続扱いにした。ここで、もう一つの失敗に気がついた。外貨定期は途中解約ができないのだ。預け入れの時、注意書きをよく読んでいなかった。つまり、為替相場が有利だからといって、すぐ円に替えることができない。泣いても笑っても、3ヶ月後の満期を待つしかない。

幸い、ここのところ3種類の通貨とも円安傾向である。今日の為替レートでようやく収支がとんとんになった。さて、次回の満期である9月末にどうなっているだろうか。個人的には円安が進行して欲しいが、それは日本の経済力や国際社会での影響力が低下することを意味する。複雑な気分だ。

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2005年7月17日

休日の午後はカレーパンとビールで

いまから十年以上前だったか、石坂浩二がDJをつとめる「ミュージックスコープ」というFM番組があり、カレーパンの話で異様に盛り上がっていた。石坂浩二が番組中で、休日の午後にカレーパンを食べながらビールを飲むのがお気に入りだと言ったのがきっかけだったと記憶している。番組の内容が「天晴れカレーパン」という本になったほどだ。

久々の三連休で遠出する予定もないため、家でのんびりすることに決め、カレーパンとビールを実行した。考えてみると、石坂浩二の話を聞いて以来いつかやろうと思っていて、ずいぶん時間がたってしまった。このように「いつか~~する」は、「いつまでたっても~~しない」と紙一重である。「~~」の部分は、「友人の家に遊びに行く」「英会話学校に行く」など何でも当てはまる。

今日のカレーパンは、朝食を食べに行ったロイヤルホストの「カリーパン」だ。全部で四種類あるうち、「ハバネロ入り激辛ビーフカリーパン」は避け、「ビーフジャワカリーパン」「キーマカリーパン」、そして季節限定の「イカすみカリーパン」を買い込んだ。ビールはサントリーのモルツ。ちょっと贅沢な休日の午後を楽しんだ。

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2005年7月16日

バボラのピュアドライブ

20050716PureDrive
テニスラケットをバボラのピュアドライブに替えた。今日のテニススクールが初打ちだ。非常にいい感じで、この機種を選んで正解だった。

これまでは、ダンロップのPRO3000RIM XLを1999年から使っていた。マイナーチェンジ前のPRO3000RIM(1997年に購入)をあわせると、約8年の付き合いだ。ダンロップのRIMシリーズ特有の衝撃の少なさと打球感の良さは捨てがたいし、タッチテニスには最適だと思う。しかし最近、スイングとラケットがマッチしていないような気がしていた。ストロークでハードヒットしたり、ボレーでスイートスポットに当たったとき、ボールの抑えがきかない。この機種を使い始めた頃は、スイートスポットが広く、楽なラケットだと思ったのだが、時間とともにプレースタイルやスイングが変わってしまったのだろう。

新しいラケットを選ぶのは難しい。雑誌のインプレッションは当然チェックしたが、あくまで人の感想にすぎない。最終的には打ってみないと分からないものである。テニススクールの知人のリキッドメタル=ラジカルMPを借りたり、アートスポーツで試打用のピュアドライブとドライブZツアーをに借り出したりして打ち比べた。リキッドメタル=ラジカルMPは、打球感がとてもよく、これに決めようかと思ったほどだ。ボールの食いつきや伸びがすばらしく、ボールのコントロールもよい。ただ、少々重さを感じるのが欠点だった。これに対しピュアドライブは、最初の印象はそれほどでもなかったのに、打っているうちにどんどん気に入ってきた。突出した特徴が無いかわりに、全体のバランスがとてもよい。PRO3000RIM XLより30gほど重いはずなのに、その重さを感じない。ドライブZツアーは、軽量トップヘビーのバランスが私に合わず、3分間打っただけで不採用とした。

ピュアドライブと同じ日に、テニスシューズも新調した。ニューバランスのCT850で、300gを切る軽量オールコート用モデルだ。私がシューズを選ぶときの第一基準は、ローカットであること。テニスショップのシューズコーナーには、ミッドカットのモデルが多い。ミッドカットは足首を保護してくれるイメージで人気があるようだ。しかし物の本によると、実際にはローカットの方が足首の動きを妨げず、怪我をしにくいそうだ。

さすがに300gを切るだけあって、CT850の軽さは特筆ものである。まるでランニングシューズを履いているような感じである。唯一の問題は、次にシューズを買うときに、同じモデルが存在するかどうかだ。もしない場合は必ずいまより重いものを買わざるをえない。

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2005年7月14日

ワーキング=ボキャブラリー

知識工房の山崎将志氏がITmediaに書いた連載コラムの第3回、「発想力強化には『着眼点セット』と『ワーキング・ボキャブラリー』」に、「創造力とは、結局『語彙力』だ」という部分がある。山崎氏は、語彙にはアイドリング=ボキャブラリーとワーキング=ボキャブラリーの二種類があるとしている。アイドリング=ボキャブラリーは、読んだり聞いたりして理解できる受動的な語彙であり、ワーキング=ボキャブラリーは、自分で書いたり話したりするときに使える能動的な語彙だ。そして、豊かな発想力・創造力を持つには、アイドリング=ボキャブラリーに比べて圧倒的に少ないワーキング=ボキャブラリーをトレーニングで鍛える必要があると言っている。

人間は言葉で考える動物である。頭に浮かんだイメージを人に伝えるには、それを表現する言葉を見つけなければならない。そこで必要になるのが語彙であり、自ら使えるワーキング=ボキャブラリーというわけだ。

円滑なコミュニケーションにも豊富なワーキング=ボキャブラリーが必要だ。何でもかんでも「ビミョー」では、自分の感情や考えをきちんと伝えることはできない。普段よく会っている仲間であれば、その場の雰囲気や話の流れで分かり合える。しかし、それに安住していては、人脈は広がらず、いつも同じ環境で同じようなことばかり話しているだけになり、発想力の基となる「引き出し」は増えない。

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