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2005年8月の11件の記事

2005年8月29日

ノートPC用リストレスト

ノートPC用のリストレスト、サンワサプライの「ジェルノートパッド TOK-GELB16BK」を購入した。ノートPCのハンドレスト部に置いて使うタイプのものだ。

最近は机のスペースの関係で、外付けキーボード(東プレRealforce 89U)ではなく、昨年秋に購入したメインマシンThinkPad T42のキーボードを使っている。そのT42の発熱に悩まされているのだ。これまで使ってきたThinkPad(535CS、560、T23、X24)ではこんなことはなかった。高クロック(1.6GHz)のCPU、高速回転のHDD(5400rpm)のせいだろうか、夏場はファンが回りっぱなしだ。特に、ハンドレスト右側の下にはHDDが内蔵されており、火傷しそうとまではいかないにしても、かなり熱を持つ。

リストレストを間に挟んでだいぶ楽になったが、それでもキーボード部分から熱が出ており、快適とは言い難い。しばらくPCを使っていると、汗で手の甲がびっしょりになる。涼しくなるまでの辛抱か。

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2005年8月28日

ANA機体メンテナンスセンター

20050824ANA
羽田空港のANA機体メンテナンスセンターを見学した。

まず会議室で、航空機が組み立てられる過程をビデオで見る。ボーイング777の組み立て工程を約5分間に縮めたビデオである。その後、飛行機が飛ぶ原理を簡単に勉強した後、ヘルメットを着用して、いよいよ整備工場の見学だ。

航空機の整備には、A整備、C整備、HMV(Heavy Maintenance Visit)の3つのレベルがある。A整備は375~600飛行時間ごとに行われ、最終便で到着した後、翌朝までの間で整備するものだ。15名が5時間で実施するとのこと。C整備は、3000~6000飛行時間毎に実施される本格的な整備で、約1週間かかる。HMVは4~5年おきに実施される約1ヶ月の整備だ。今回は、ボーイング767-300が1機、C整備中だった。整備工場には5機が収容可能であるが、夏期は機体の稼働率が高いため、見学の時に1機も入っていないこともあるとか。

妻は以前、シアトルのボーイング工場を見学したことがある。全日空に納める予定のボーイング777一号機を組み立てている最中だったそうだ。ボーイングの工場見学は写真撮影禁止であるのに対し、ANAの見学は自由に撮影可能だ。ボーイングの技術者がこの話を聞くと、驚くとのこと。また、ボーイング工場は有料(5ドル)なのに対し、ANAは無料だ。

他国の事情はよく知らないが、日本のメーカーは、自社工場を無料で見学させていることが多い。先日私が行った日産もそうだ。利用者、特に子どもにとっては、自分が乗ったり使ったり食べたりしているものの製造過程を実際に見ることで、その製品やサービスに愛着を持ったり、さらに詳しく調べて理解を深めたりするきっかけになる。企業側には、安全や品質に十分配慮していることをアピールし、ファンを増やそうという考えがある。双方にとってメリットがあり、有意義な活動だと思う。

ロビーに売店があり、ANAグッズのほか、軽食や文房具を売っている。また航空機の専門書も置いてある。さらに面白いことに、フランスのロディア(RHODIA)社のメモパッドが各種サイズ取りそろえてあった。東京の都心でも、ふつうの文具店には置いてなく、丸善や伊東屋というクラスでないと手に入らないものだ。エアバスのオフィスが同じビルの中にあるためだろうか。

(注)写真はANAの許可を得て掲載している。

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2005年8月25日

分かりやすい文を書くコツ(修飾語と被修飾語の配置)

頭に思い浮かんだことばから話したり書いたりするのは、しゃべったり書いたりするときに誰もが意識せずにやっていることだろう。しかし、すぐに言い換えができる話し言葉と違い、このような「思いつくまま文章」は読み手にとって分かりにくい。推敲して語順を入れ替えるべきだ。大原則は、修飾語と被修飾語をなるべく近づけることだ。

書き手は様々な情報を頭の中に巡らせていて、その中から「これ」と思ったものを最初に書く傾向がある。一方の読み手は最初、書き手が何を言わんとしているか分からない。書いてある文をなぞりながら、書き手の思考に追従していく。つまり、書き手は全体のイメージを最初から持っているのに対し、読み手は少しずつイメージを作り上げていく。書き手はこの違いを十分理解し、読み手がイメージを構築しやすいように、適切な順番で言葉を並べたり読点を打ったりしなければならない。

次の例文は、Webコラムの抜粋である。

(例文1)
CESでSymbianを搭載したSony Ericssonの「P900」を初めて使ってみたが、これまた物欲を刺激される端末だった。
(出典)シリコンバレー101「第69回なぜ欧米ではスマートフォンなのか?」

私がこの文を読んだとき、何か引っかかる感じがして、すっと頭に入ってこなかった。改善すべき点は「CESで」の位置だ。

文頭ら読んでいくと、「Symbianを搭載した場所がCESである」という意味に取ることもできる。もちろんCESが商品展示会であることや、Symbianがスマートフォン用OSであることを知っていれば、この理解が間違いであることはすぐに分かるのだが、多少でも引っかかる感じがあると、読み返したり考えたりという余計な手間がかかる。それが読み手にとってストレスになり、読みにくい、分かりにくいと感じるのである。

この文で「CESで」が係る先(修飾する語)は「見た」である。原文はこの二つが大きく離れている。また「CESで」は「搭載した」とも係る可能性のある語句である。この二点が、原文を分かりにくくしている。改善するには、「CESで」の位置を変えるか、読点を打つ。

(書き換え1)
Symbianを搭載したSony Ericssonの「P900」をCESで初めて使ってみたが、これまた物欲を刺激される端末だった。

(書き換え2)
CESで、Symbianを搭載したSony Ericssonの「P900」を初めて使ってみたが、これまた物欲を刺激される端末だった。

この文ほどではないが、コラム冒頭の一文も同じ構造であり、できれば書き換えたいところだ。

(例文2)
ウチには使わなくなったガジェットを投げ込んでおく箱がある。

「ウチには」が係る先は文末の「箱がある」である。修飾語と被修飾語がこれだけ離れているのはよろしくない。先の例文と同様に書き換えると、こうなる。

(書き換え3)
使わなくなったガジェットを投げ込んでおく箱がウチにはある。

(書き換え4)
ウチには、使わなくなったガジェットを投げ込んでおく箱がある。

この二つの例文は、場所を強調したいという意識が筆者にあったか、どこで何をしたかが最初に頭に浮かんだため、「CESで」「ウチには」が文の先頭に来たのだと推測できる。「どこで」を強調したいのであれば、それぞれの書き換え例の2番目が適している。

ちなみに、この文章を書いている私自身、修飾語と被修飾語がかなり離れることがよくある。たとえば、数段落前の「修飾語と被修飾語がこれだけ離れているのはよろしくない」は、最初「これだけ」で書き始めた。「大きく離れているのがまずい」と言いたかったがために、それを強調する「これだけ」ということばが最初に思い浮かび、それを書き下した。一文一文推敲する癖をつければ、書き下してすぐ、あるいは書きかけてから気がつくので、その場で対処できる。

修飾語と被修飾語をなるべく近くに配置するという原則を守れば、誤解されにくく分かりやすい文を書くことができるはずだ。

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2005年8月24日

神輿

20050821mikosi

8月21日に開かれた志演尊空神社(江東区)の大祭で神輿を担いだ。

最初は気が進まなかったのだが、叔父が町内会の役員を勤めており、半分無理矢理担がされた。しかし実際に神輿を担ぐと、これは病みつきになるくらい面白かった。沿道から見物しているだけでは、この感覚は分からないだろう。

数メートル四方に密集した約50人の男女が声を合わせて「わっしょい、わっしょい」と叫ぶまっただ中に身を置き、ホースやバケツで力水をぶっかけられて、頭のてっぺん足の先までびしょびしょになると、一種のトランス状態に陥る。担ぎ棒を他の人に預け、担ぎ手の輪から抜けると、一挙に現実の世界に戻ってしまう。それまでの感覚をもう一度味わいたくなり、またすぐに担ぎ棒の隙間を見つけて潜り込みたくなる。

おかげで翌日は左肩が少々腫れ、脇腹から背中にかけて筋肉痛だ。右肩を使わなくてすむように、神輿の左側だけを担当したからだ。もし右肩で担いでいたら、当分テニスどころでなくなっていたかもしれない。

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2005年8月23日

「ムトゥ 踊るマハラジャ」

20050822garam
東ハトが「ガラムマサラ」というスナック菓子を販売している。「インド伝来のミックススパイス『ガラムマサラ』を使った、スパイシースナック」である。さっそく食べてみた。ビリッときいたスパイスが、ビールのつまみにうってつけだ。

パッケージを見て分かるように、インド映画「ムトゥ 踊るマハラジャ」とのコラボレーションを行っており、ホームページに「攻略マニュアル」というコンテンツを掲載している。「ガラムマサラ」を買ったのは、このパッケージに目を引かれたからだ。

「ムトゥ 踊るマハラジャ」を見たのは1998年、渋谷のシネマライズだったと思う。初めて見たインド映画であり、映画館で手を叩いて大笑いした初めての映画でもある。あのときの衝撃はいまでも鮮明に覚えている。合成であることがすぐに分かってしまう特撮シーン、カンフー映画にヒントを得たようなアクション、そして何の脈絡もなく始まる(ように思える)インド映画お得意のダンスシーン。そのダンスシーンも、マイケル=ジャクソンのダンスを意識しているようだった。意表をつく仕掛けが立て続けに押し寄せ、正常な思考力や理性を奪われてしまった。一種の麻薬といえるかもしれない。

その後、続編という位置づけの「ヤジャマン 踊るマハラジャ2」や、同じアジアのタイ映画、ヨーロッパのフランス映画、そしてもちろんアメリカ映画や日本映画などを何本も見ているが、「ムトゥ」を超えるものには未だに巡り会っていない。

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2005年8月22日

会議効率化のためのファシリテータ

ワーキング=ボキャブラリーの記事で紹介した知識工房の山崎将志氏の連載コラム第4回「ここ一番の会議は『段取り力』で勝負」のテーマは、会議を円滑に進行するためのファシリテータという役割だ。ファシリテータが何かと言うことは記事を読んでもらうとして、私が、ある販売パートナー企業と米国の開発チームとの月例電話会議で果たしていた役割が、まさにこのファシリテータだった。もちろん、そうとは知らずにやっていたわけだが。

この電話会議は、パートナー企業が製品開発元に要望を伝える場であり、日本法人が口を挟むのは適当でないという立場を私は取っていた。要するに黒子だ。社内の声に耳を貸さないけど、お客の声は真剣に受け止めるという傾向は、日米を問わず、どこの会社でもよくあることだろう。私が注意したのは、議論のポイントを明確にすることと、それぞれのポイントで十分な議論が尽くされるようにすることである。もっとも、そんな中に自分の意見を潜り込ませるよう誘導していた面はある。

まず、議論のポイントを明確にするために、事前の準備に力を注いだ。電話会議の一週間までにパートナー企業の参加者と会って、アジェンダの項目やその背景、議論のポイント、譲れない部分、交渉の想定シナリオなどを打ち合わせた。項目と背景、要望事項を英訳して米国本社の参加者にメールで送り、できる限り事前に回答を準備できるようにした。電話会議の最中には、議論がスムーズにいくようにパートナー企業の参加者にアドバイスをしたり、ややもすると発散しがちな議論をまとめたりした。そして、終わったあとには議事録を作り、記録を残した。

山崎氏の記事を読むと、ファシリテータの役割の半分くらいしかできていなかったようである。しかし、やっていることが間違っていないこと、さらに改善の余地があることに気がついたのは収穫だった。

「日経コンピュータ」の連載記事「すぐ使える経営改革手法 シックスシグマ」の第4回が、「会議をムダにしないためにファシリテータを養成する」という表題で、同じテーマを扱っていた。このように、自分が問題意識を持っていると、それに関する情報が向こうから集まってくるという不思議な体験にしばしばお目にかかる。このことは、後日書こうと思っている。

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2005年8月10日

量子テレポーテーション

20050810KagakuGijutuKan
少し前の話だが、8月2日に北の丸公園の科学技術館へ行った。「青少年のための科学の祭典」というイベントが7月28日から8月2日まで開催されており、その期間中は常設展示が入場無料という話を聞いたのがきっかけだ。私も妻も、美術館などの芸術系よりも、科学技術や歴史の博物館が好きである。第一に、具体的で分かりやすい。また、身近な物の歴史や仕組みを知ったり体験したりして「なるほど」と思うことが多く、ためになる。要するに頭の構造が単純ということだろうか。

それはさておき、科学技術館には様々なエリアがあって、全部を半日で見て回るのは難しい。今回は、「自転車広場」「エレクトロホール<オーロラ・サイエンス>」「みんなのクルマ<自動車>」を見たあと、「青少年のための科学の祭典」にあわせて開催していた「研究最前線! サイエンストーク」を聴講した。テーマは「不思議な量子の世界」、講師は東京大学の古澤明助教授だ。古澤氏は、世界で初めて量子テレポーテーションを成功させた研究者である。ちょうど「日経コンピュータ」の解説記事で量子コンピュータと、その基礎技術である量子テレポーテーションについて聞きかじっていたところで、タイムリーなテーマだった。

肝心の講演内容は、やはり難しく、完全には理解できていない。一般向けに分かりやすく説明しようとしていたけども、いかんせん相手が、普段の生活ではありえない原理(不確定性原理)で動いている量子の世界である。咀嚼して理解するには、もう少し時間がかかりそうだ。

量子テレポーテーションは、マイケル=クライトンのSF小説で映画にもなった「タイムライン」で、タイムマシンの技術的小道具として使われているそうだ。DVDを借りて見てみよう。

古澤氏の余談に、ウルトラマンガイアの話が出てきた。ウルトラマンガイアに変身する主人公、高山我夢は城南大学量子物理研究室所属で、17歳にして量子物理学の博士号を持っている。また、ウルトラマンガイアが戦う相手は波動生命体(波動関数)であり、さらには不確定性原理の解説に必ず出てくる「シュレディンガーの猫」も番組に登場するとか。古澤氏は「円谷プロに量子オタクがいるようだ」と冗談交じりに話していた。私は番組を見たことがないのだが、俄然興味が沸いてきた。これもそのうちDVDをレンタルしよう。

さらに、暗号研究の論文などでは、送信者は必ずアリス(Alice)、受信者はボブ(Bob)、そして盗聴者はヴィクター(Victor)と表記するという業界裏話を披露してくれた。AliceはA、BobはBを表す、つまり「Aさん」と「Bさん」をもっと身近に表現したわけだ。Victorは盗聴者を表すと古澤氏は言っていたようだが、これは私の聞き違いだろう。これを聞いたとき、「ヴィクター」が何となくロシア人の名前っぽい響きだったので、東西冷戦の時代を反映しているのかと納得してしまった。しかし、このブログ記事を書くに当たってもう一度調べてみたら、盗聴者はEve(eavesdropper)であり、Victorは確認者(Verifier)を表すとのことだ(Wikipediaの「Alice and Bob」の項を参照)。

余談の部分ばかり記憶に残っていて古澤氏に申し訳ないのだが、量子テレポーテーションという最先端技術を一般人の私が多少身近に感じることができたという点は、今回の講演の狙い通りと言っていいだろう。

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2005年8月 9日

タイムマネジメント

マネージャ職をやっていると、「忙しい、人を増やしてくれ」というメンバーの要求(不平不満)をしょっちゅう聞く。私も以前は現場の人間だったから、その気持ちはよく分かる。しかし、各自がパフォーマンスをさらに上げるように普段から努力し続けなければならないのも事実だ。努力しない社員にはそれ相応の待遇しか与えられないし、厳しい処置に出ざるを得ないこともあるというのが会社というところである。

さて、仕事のパフォーマンスを上げるうえで、仕事の優先度付けやタイムマネジメントがとても大事なことは言うまでもない。重要でない仕事に費やす時間をできるだけ減らし、大事な仕事により多くの時間を割り当て、締切までに十分な成果を出すことが求められる。

では、重要な仕事とそうでない仕事をどう区別するか。よくある間違いは、「この仕事は明日が締切だから優先度が高い」「これは来週が締切だから後回しでよい」と、仕事の期日(緊急度)だけで重要かどうかを判断することだ。実際には、緊急度と重要度は別の指標である。例えば、ビジネスマンの必須スキルとなりつつある英会話の勉強は非常に重要だが、さしあたって使う機会がないから緊急度はそれほどでもないという人がほとんどだろう。その結果、本当はやらなければいけないのに、つい後回しになってしまっているはずだ。また、上司が求める報告は、今日の夕方までにという風に緊急なことがしばしばだが、他の仕事と比べると実はさほど重要でないことが多い。しかし、面と向かって頼まれたものを断るわけにはいかないので、もっと大切な他の仕事を保留して取りかからざるを得ない。

重要で緊急な用件はもちろん最優先である。その次に優先すべきものは、緊急ではないが重要な用件だ。この中には、ほったらかしていると、そのうち重要・緊急になってしまうものがある。これを早めに片づけることで、業務全体の効率をあげ、しかもストレスを減らすことができる。重要・緊急の用件をたくさん抱えすぎると、どんなに仕事のできる人でも、いずれパンクしてしまう。

こういった優先度付けを行うには、まず自分の持っている仕事を洗い出して「見える」ようにすることが必要だ。次に、それを重要度と緊急度で分類して優先度を付け、どの用件をいつやるか計画を立てること。例えば、9時から9時半はメール処理、9時半から11時はユーザA社の技術問い合わせの検証と回答といった具合だ。計画せずに取りかかると、ついひとつの用件に没頭して、時間をいつまでも使ってしまいがちである。もし見込み以上に時間がかかったら、予定を立て直せばよい。大事なのは、だらだらと仕事せずに、メリハリを付けること。締切を設定して、それに向かって集中して仕事することだ。付け加えると、顧客打ち合わせなどが急に入って、どちらか一方を選択せざるを得ない状態になったとしても、なるべく当初の計画に近い日時で両方をこなすようにする「調整力」も、ビジネスマンに必要なスキルである。

以前、私のチームのメンバーに、毎日遅くまで残業しているのに、いつまでたっても仕事の成果が出ない者がいた。そのメンバーに日報を書かせたら、とたんに残業時間が減り、締切までに成果が上がるようになった。退社前に、その日の実績を時間割風にまとめ、翌日の予定を同じく時間割で書いてもらう。これだけだ。つまり、そのメンバーはだらだらと仕事をしていて、無駄に時間を使っていたわけだ。これを見えるようにしたことで、無駄を省くことができた。

私が自分でやってみて効果があったのは、イーウーマンの佐々木かをり氏が仕事術や手帳活用法の記事で書いている手法である。締切のある仕事が入ってきたら、いつやるかをその時点でスケジュールしてしまうのだ。直前になって慌てることがなくなり、余裕を持って準備できるようになった。例えば、1ヶ月後のセミナーで講演するには、今週の水曜にあらすじを決め、来週の火曜にプレゼン資料のアウトラインを作り、来週の木曜に図表やレイアウトを整えるという風に、あらかじめ自分のスケジュールをブッキングするわけだ。急用が入ったらスケジュールを立て直す。これをやる前は、他の仕事に忙殺されて手つかずのままになり、直前1週間で慌てて準備することがよくあった。

これを読んでいるあなたも、自分の仕事のやり方を一度見直して、もっと削れる部分がないかどうか、もっとうまいやり方がないかを考えてみるとよいだろう。タイムマネジメントの本を一冊読むと、いろいろなヒントが書いてある。書店のビジネス書コーナーで立ち読みするなどして、自分に合いそうな本を探してみるとよい。どれを読んだらいいか分からない人でシステムエンジニア(SE)を生業としている人なら、先日のエントリーで文例を引用した「SEを極める最強仕事術」を読むとよいだろう。タイムマネジメントだけでなく文章作成や交渉術など、知っていて損のない内容で、仕事のレベルをアップさせる手がかりがきっとあるはずだ。

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2005年8月 8日

はとバスツアー

20050808HatoBus
先週の金曜日(8月5日)、はとバスのツアーに参加した。はとバスといえば、東京観光の定番中の定番で、どちらかというと外国人旅行者や地方から来た人向けというイメージを持っている人が多いだろう。しかし、はとバスのカタログを見ると、東京に長く住んでいる人でも十分楽しめるコースが数多く組まれていることが分かる。

私が参加したのは「横浜日産エンジン工場見学とキリンビアビレッジ」というコースである。横浜ベイブリッジのスカイウォークを手始めに、鶴見区生麦のキリンビアビレッジで食事とビール工場見学およびビールの試飲、そして日産横浜工場でエンジン組み立てラインを見学するツアーだ。ビール工場の見学はサントリーやアサヒビールもやっているし、ツアーでなくても簡単に参加できる。しかし、日産横浜工場の見学は基本的に10名以上の団体のみを受け付けており、こういったツアーでなければ参加できない。

一番おもしろかったのは、なんと言っても日産横浜工場だ。様々なロボットが稼働していたり、熟練のエンジニアが見事な動きで製品を組み立てていたりしていて、見ていて楽しい。横浜工場で製造している主力エンジンは、プリメーラなどに搭載されているQR型と、ルノーとの共同開発でラフェスタに搭載されている最新のMR型エンジンの二種類だ。それぞれの製造ラインを上から俯瞰することができる。QR型のラインに比べて、MR型のラインは自動が進んでシンプルだった。また、製造ラインで実際に使われている、エンジニアが自ら開発した工作機械を体験できるコーナーもある。

さらに、横浜ベイブリッジのスカイウォークは、その存在をこのツアーで初めて知った。数年前には毎月数回、ベイブリッジを通って横浜に行っていた。その橋の下に展望台や遊歩道があるとはついぞ知らなかった。少々気になったのは、こういった施設の維持費やスタッフの賃金は、きちんと採算がとれているのかということだ。平日だったせいもあり、訪れている人は同じツアーに参加した11名だけだった。エレベータホールのポスターにフリーマーケットなどの案内が出ていたから、それなりに利用されているようでもあるが・・・。

ということで、非常に有意義なツアーだった。このほか、首都高の管制室を見学するツアーや、「東京証券取引所と江戸前寿司食べ放題」といったツアーなど、盛りだくさんである。自分でクルマを運転して行くと、駐車場を心配したり、渋滞でイライラしたりするが、バスツアーであれば気楽だ。今回のように、休日の昼から酒を飲むという「贅沢」を味わうこともできる。週末の行楽や家族サービスに活用してはいかが?

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2005年8月 7日

健康器具あれこれ

さて、右腕の治療のために買った健康薬品・器具だが、まず最初は、ファイテンのチタンネックレス「RAKUWA」である。スポーツ選手、特に阪神の金本知憲をはじめとするプロ野球選手が使っているものだ。ネックレスとブレスレットをペアで使っている。ネックレスを着用すると首の周りがポカポカするという感想がインターネットでいくつか見つかる。実際そうだった。

肩こりといえば、「ピップエレキバン」を忘れてはいけない。両肩に合計6個を装着している。チタンネックレスもピップエレキバンも、血行をよくするための器具であるのは共通している。「エレキバン 効き目の秘密」というピップフジモトのWebページには、このようにある。

「ピップエレキバン」の磁気は筋肉内の血行をよくし、コリの悪循環に働きかけ、筋肉のコリをほぐします。

一方、ファイテンのWebサイトには、なぜチタンネックレスが健康にいいのか、どういう原理で体に聞くのかといった説明が全くない。かろうじて、RAKUWAを取り扱っている通販サイトで効能書きが見つけられるだけだ。たとえば「フジスポーツ」のWebサイトには次のように書いてある。

● なぜチタンは良いのか?
人間の体には電流が流れていて、非常に微細な電流で人間の筋肉は過敏に反応します。
何かの理由で細胞のプラスとマイナスの電気のバランスが崩れると、体の中に流れる生体電流が乱れてしまいす。
金属はプラスやマイナスの電気を帯びようとする性質を持っていて、このプラスやマイナスになりやすい度合いの事をイオン化傾向と言います。
この傾向はこれまでアルミニュウムが最も大きく、次いで亜鉛、鉄、ニッケル等が続くと言われていました。ところがチタンはこれらの金属を上回るイオン化傾向があるのです。
ファイテン独自の技術で加工されたチタンは、この電流が非常に整っている状態にあります。その為ファイテンのチタン製品を身に付けると、体内の生体電流も影響されて、その乱れが収集するようになります。

さて、チタンネックレスとピップエレキバン、この二つの効果はどうだったかというと、約2週間たっても症状はさして軽くならなかった。効果がダブルで効いていたとしても、それを上回すスピードで新しい疲れがたまっていたに違いない。そもそも、チタンネックレスやエレキバンは、効果が徐々に現れてくる類のものである。

そこで、もっと即効性のある治療器具として、これまた肩こり治療におなじみのオムロン「エレパルス」を、ヨドバシカメラのポイントで手に入れた。結果的には、これが一番効果があったように思う。もっとも、キーボードをたたく時間が8月以降激減したので、それが一番良かったのかもしれない。

目下の悩みは、少しキーボードをたたいていると、両手の手首より先がむくんだようになり、手の甲が真っ赤になることだ。手を振ったり水で冷やしたりして何とかしのいでいる。何が原因でこうなっているのか不明だ。いちど病院で検査してもらった方がいいかもしれない。

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2005年8月 2日

回らば急げタイピング

最近、右腕から右肩胛骨にかけての疲れがひどい。前腕伸筋群の総指伸筋(注)に張りがあり、マウスボタンをクリックするときに筋肉がつりそうになる。右肩胛骨のあたりが軽くしびれることもある。一日中パソコンを使っているせいであることはほぼ間違いない。何しろ会社では、朝9時から夜9時までの約12時間、ほとんどキーボードを叩いたりマウスを動かしたりしているのだから、腕や肩に負担がかかるのは当然だ。

試しに、どのくらいキーを押したりマウスを動かしているかを測定してみた。測定に使ったのは、「あの頂をめざせ! ぐれいと」というフリーソフトである。タスクトレイに常駐してキータイプやマウス操作の記録を取り、集計するソフトだ。測定の結果、マウスボタンのクリック回数を含むキー押下回数は、多い日は4万回を優に超え、最高値は45,596回。通常で2万回~3万回といったところである。キー別の統計では、左クリックが最も多く、全体の14.010%を占めている。以下、Enterキー、↓カーソルキー、バックスペース、Aキーと続く。文字キーの中でAキーが一番多いというのは、ローマ字入力の特性だろうか。一方、マウスカーソルの移動距離は、1034mが最高で、平均的な日は600~700mである。

バックスペースの割合の高さ(4.663%で4位)が、速いけど間違いも多いという私のタイピング技術をよく表している。タイピング速度を競うソフト、たとえば「タイプウェル」「e-typing」での成績は、一般の人より十分に速いレベルである。誤入力しても、それを補ってあまりあるスピードで入力しているのである。タイピングの教科書には、正確さが大事で、スピードはその次だと書いてある。つまり、基本と正反対を行っているわけで、「急がば回れ」ではなく「回らば急げ」だ。ムダな動きが多くて疲労につながっているようだ。

では、タイピングの基本からやり直せばいいかというと、そうは簡単にいかない。プロ選手が、悪いと分かっているフォームをシーズン中に矯正できないのと似ている。無駄が多い今のタイピングを変えようとすると、一時的に仕事のスピードが落ちてしまう。それが怖い。

しかし、このままでは趣味のテニスにも支障が出てしまう。そこで、にわかに健康器具を買い集めることになった。それについては次回書くことにしよう。

(注)「Fitness Kawaraban」の「筋肉名称を覚えよう」を参照

(本ブログの関連記事)
キーボードのカスタマイズ(1) ~ CtrlとCaps Lockの入れ替え
http://raven.air-nifty.com/night/2005/09/1__ctrlcaps_loc_f661.html

キーボードのカスタマイズ(2) ~ Escと「半角/全角」の入れ替え
http://raven.air-nifty.com/night/2005/09/2__esc_46d1.html

キーボードのカスタマイズ(3) ~ スペースバーを大きくする
http://raven.air-nifty.com/night/2005/09/3___18a8.html

キーボードのカスタマイズ(4) ~ Ctrl + HをBack Spaceにする
http://raven.air-nifty.com/night/2006/06/4_ctrl_hback_sp_4b33.html

長音記号を楽に入力する方法
http://raven.air-nifty.com/night/2004/05/post.html

スペースバーは左親指が合理的
http://raven.air-nifty.com/night/2004/05/post_1.html

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