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2005年9月23日

キーボードのカスタマイズ(1) ~ CtrlとCaps Lockの入れ替え

以前、タイピングを効率化する手段として、長音記号「ー」を「X」キーで入力する設定について書いた。いまでは、なくてはならない設定である。キー割り当てがデフォルトのままのパソコンを使うと打ち間違えてしまうが、他人のパソコンを使うことは滅多になく、あまりデメリットになっていない。

第二弾として、現在、CtrlキーとCaps Lockキーの入れ替えを試行している。これは、コピー(Ctrl+C)やペースト(Ctrl+V)、アンドゥ(Ctrl+Z)などのショートカットを楽に入力するためだ。そのほか、タブブラウザ(Sleipnir)や秀丸エディタのタブ操作や、ATOKの文節区切り変更・文節移動などもCtrl+英字キーを使っているから、Ctrlキーの使用頻度がかなり高い。

現在主流のキーボードは、Ctrlキーが最下段の一番左である。このキーを左小指で押したまま英字キーを押すには、小指を思いっきり曲げるか、左手全体を少し下にずらさなければならない。ホームポジションのまま小指を曲げると、爪の先でCtrlキーを押すことになり、指の腹でタイプするのに比べて指に伝わる感触が堅いし、キーの上で爪が滑る。左手全体を手前に動かすのは、ひじや手首に負担がかかる。

タイピングやキーボードにこだわる人の多くは、CtrlキーとCaps Lockキーを入れ替えているようだ。たとえばプロ向けのキーボード、東プレのRealforce 89Uは、ディップスイッチでCtrlキーとCaps Lockキーを入れ替えることができ、さらにキートップを交換するための工具が付属している。キー割り当てを変更するソフトウェアもある。Windowsリソースキットに付属するremapkeyや、AltIME秀Capsなどだ。

現在、定評のあるAltIMEでCtrlとCaps Lockを入れ替え、テスト運用しているところだ。ホームポジションで左小指がCtrlキー(元Caps Lock)を自然に押せるため、大幅に使いやすくなった。ただしデメリットもある。Windowsキー代わりのCtrl+Escや、ひとつのアプリ内で子ウインドウを切り替えるCtrl+Tabが使いにくくなった。

オリジナルのキー配置では、同時押下する二つのキーに距離があり、Ctrlを左親指、EscやTabを左中指や左人差し指で押しやすかった。もちろんホームポジションを大きくはずれるが、手首に負担のかからない動きだ。新しいキー配置では、特にCtrl+Tabの二つのキーが近くなって、一度に押しにくい。Ctrl(元Caps Lock)を左中指で押す、Tabを左薬指で押すなどの新しい指使いを研究する必要がある。Ctrl+Escは、全く使っていない右CtrlキーをWindowsキーに入れ替えることでしのいでいる。

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コメント

右Altを意外に使っていることがわかったので、右CtrlをWindowsキーに割り当てた。あわせて「キーボードのカスタマイズ(3) ~ スペースバーを大きくする」の該当箇所も修正。

投稿: raven | 2005年9月29日 09時08分

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