キーボードのカスタマイズ(3) ~ スペースバーを大きくする
スペースバーは、単に空白を挿入するだけでなく、IMEのかな漢字変換でも使われるから、その入力回数は非常に多い。2004年5月9日の記事で書いたように、スペースバーの入力効率を上げるとタイピングが楽になる。
日本語キーボードは、「変換」キーや「無変換」キー、「ひらがな」キーなどがスペースバーの両側に配置されている。その影響でスペースバーが小さくなってしまった。バーではなくキーと呼ばざるをえないほどだ。これを嫌って英語キーボードを使っている人も多い。
日本語キーボードのままでスペースバーを物理的に大きくするのは無理だが、擬似的に同じ効果を得ることはできる。スペースバーの両隣のキー、「変換」キーと「無変換」を利用するのだ。実際のところ、変換操作は全てスペースバーでおこなっているから、この二つのキーを使う必要は全くない。そこで、この二つのキーがスペースバーとして動作するようにAltIMEで設定した。これでスペースバーの大きさが約二倍になったことになる。私の手の大きさとThinkPad T42のキーボードの組み合わせでは、左親指がスペースバーを、右親指が変換キーを担当すると、両方の親指がほぼ自然な形になる。
これまでカスタマイズしてきたものをまとめると以下のようになる。
Ctrl ←→ Caps Lock
右Ctrl → Windowsキー(Ctrl+Esc)
Esc ←→ 半角/全角
ひらがな → IMEオン/オフ
変換、無変換 → スペース
英字「x」 → 長音記号
残る課題は、カーソルキーだ。右手前にあるカーソルキーを押すには、右手全体をホームポジションからはずして手前に引かなければならない。この動作は、手首や腕にストレスがかかる。これを何とかしたいのだが、いまのところ最適な解決策が見つかっていない。
(関連記事)
キーボードのカスタマイズ(4) ~ Ctrl + HをBack Spaceにする
http://raven.air-nifty.com/night/2006/06/4_ctrl_hback_sp_4b33.html
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