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2005年9月11日

ヤンキース観戦旅行(3) ~ Anchor Steamビールと"Lefty" O'Doul's

アメリカに行った日本人が数人集まると、決まって食事の話題になる。「どこそこのレストランがうまかった」ではなく、アメリカの食事がいかにまずかったかとか、アメリカ人の食べる量は信じられないほど大量だとかいった話になるのが常だ。しかし今回の旅行では、予想に反して収穫がいくつかあった。サンフランシスコの地ビール「Anchor Steam」と、ユニオンスクエア近くのレストラン「"Lefty" O'Doul's」だ。

アメリカの代表的なビールといえば、水に近い薄さのバドワイザーやミラー、クアーズである。これに対して「Anchor Steam」は飲み応えのあるコクと苦みが特徴。到着した日に昼食を取ったシーフードレストラン「Swan Oyster Depot」で勧められて、すぐに気に入った。その後に入ったレストラン数軒でもAnchor Steamを指名することになった。

20050903LeftyOdouls
「"Lefty" O'Doul's」は、1930年頃に活躍したベースボールプレイヤーであるフランク=オドールの店だ。オドールは、大日本東京野球倶楽部(現在の東京読売巨人軍)の「ジャイアンツ」というニックネームの名付け親でもある。古い写真やユニフォームが店内に掲げられており、スポーツバーのような雰囲気だ。朝食を食べるところを探していて、ホテルの目の前にあったから何気なく入った店であり、事前情報はゼロ。アメリカの朝食を想像しつつ覚悟して入ったのだが、いい意味で期待を裏切られた。

リンゴの甘煮を載せたApple Flapjack(ホットケーキ)は、甘みが抑えられ、シロップをかけてちょうどよい甘さに仕上がっている。パンケーキの焼き加減がよく、あっという間に平らげた。Belgian Waffle(写真)は、出てきたときは「やられた!」と思った。ワッフルの上にフルーツを載せ、ホイップクリームがてんこ盛りである。「例の」アメリカの味を想像したのだが、ホイップクリームやワッフルの食感が軽く、箸が、いや、ナイフとフォークがどんどん進んだ。

20050904BelgianWaffle

アメリカにもうまいものがあるというのが分かったのは収穫だが、入った店でどんなものを食べさせられるが一種の博打であることは間違いない。今回はラッキーだった

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