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2005年10月15日

TOEIC 930点の勉強法(4、完)

最後に、私の経験から得た教訓は6つをまとめる。

1. 英語を身につけるのは簡単ではない。

まず、この当たり前の事実を認識しよう。ひとつの言語で固定化された脳を、別の言語に合わせてチューニングするのは、誰にとっても容易なことではない。裏を返せば、私と同程度の英語力は、誰でも身につけることができるということだ。

2. 相当な勉強が必要で、それに耐えられる強い動機が不可欠。

「いつか英語で会話ができるようになりたい」という程度の漠然とした動機では不十分。「いつ、誰と、どんな話をするために」英語を勉強するというくらいに、具体的なイメージを持つ必要がある。

3. 読解力(文法、構文解釈)が基礎だ。

この記事でいう英語力は、旅行英会話ではなく、仕事で使える英語力だ。まず、文法知識と構文解釈力をしっかり身につける必要がある。これが英語の「基礎体力」だ。これができているとリスニングやスピーキングも伸びるのはデータが証明している。
私は受験英語で鍛えたのだが、学生のころに英語の勉強をさぼっていた人も、いまからでも遅くはない。文法や構文は論理的にできているものだ。論理思考をビジネスの場で鍛えられている大人の方が、学生より習得しやすいともいえる。ソフトウェアを生業としているSEなら、なおさらだ。

4. シャドウイング、ディクテーションなどの勉強方法を知る。

トレーニング方法を知らずにやみくもにボールを打っていてもテニスはうまくならない。英語も同じである。シャドウイングなどは、通訳のトレーニングで使われている実績のある方法だ。最初のうちは舌がうまく回らずいやになるだろう。それにめげずに続けることだ。

(注)ディクテーションについては、「効果的な英語トレーニング方法(多聴と精聴、多読と精読) 」も参照。

5. 多読と精読、多聴と精聴を組み合わせる。

まずはインプットを増やすことが不可欠。いやになるくらい読んだり聴いたりすること。ピッチャーの投げ込み、ランナーの走り込みだ。これと併せて、ディクテーションなどで細かく聴き取ったり、英語で書くトレーニングをすること。アウトプットすると、自分の不得手な部分が見えてくる。そこを強化すれば全体のレベルが向上する。

6. 趣味と英語をうまく組み合わせ、楽しく勉強する。

英語を身につけるのは簡単ではないし、苦行のように聴きまくらなければならないこともある。、趣味に関係のある英語を読んだり聴いたりしてメリハリをつけよう。海外のWebページやポッドキャストなど、素材には事欠かない。

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コメント

私はニンテンドーDSを使って楽しく覚えていますが、やはり量を増やす必要があると感じてますので参考にしてみます。

投稿: どな | 2011年5月 6日 21時29分

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