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2006年2月の4件の記事

2006年2月19日

iPodのヘッドホン

iPodなどのディジタル音楽プレイヤーが売れるにつれて、関連アクセサリー市場も活気を呈している。ケースはもちろんのこと、どれを使うか悩むのがヘッドホンだ。

私は、ソニーMDR-EX70を常用している。耳栓型(力ナル型)の初期モデルだ。EX70の前に使っていたのはソニーのMDR-E888LP。MDR-888LPは値が張るだけあって、音質は申し分ない。しかし、外部の騒音が侵入してきて音楽が聞こえにくい。いきおいボリュームを上げて、音が外に漏れることになってしまう。

その点、耳栓型のMDR-EX70は遮音性が抜群である。音質に関しては、もわっとしてしまりのないのが不満だ。もうひとつ困ったのが、iPodで使った時の「びびり音」だ。この「びびり音」はコンサートホールや教会で収録した、ホールリバーブの効いたブラスアンサンブルで顕著だ。音の回りにチリチリとした雑音がまとわりついて聞き苦しい。

MDR-EX70に限らず、イヤホン型高級モデルのソニーMDR-888LPやRP-HJE70-Sでも同様だ。逆にiPodの付属イヤホンは問題ない。ポータブル音楽プレイヤーの付属イヤホンは安物だと考えて、必ず別売のものを使ってきたから、少々複雑な気分だ。

ネットで調べると、ヘッドホンのインピーダンスが関係しているという意見がある。日本メーカの小型へッドホンのインピーダンスはほとんどが16Ω。海外メーカは32Ω以上が多い。これを裏付けるように、家にある密閉型へッドホン中級モデルのMDR-Z600では「びびり音」がない。この機種のインピーダンスは45Ωだ。ちなみにiPodの付属イヤホンは32Ωである。iPodとのマッチングを考えたものになっているのだろう。

ポピュラー音楽を聴いている限り、この「びびり音」は気にならない。神経質になることはないが、iPod用のヘッドホンを買うなら、インピーダンス32Ω以上のものにした方がいいだろう。なお、インピーダンスが大きいほど音量は小さくなり、それを補おうとしてボリュームを上げるとiPodのバッテリ消費が増える。

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2006年2月15日

乗っチャリパス

福岡市の地下鉄と駐輪場の共通定期券が「乗っチャリパス」だ。

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右の写真は、地下鉄博多駅にあったポスターである。駅の駐輪場に自転車を預け、同じ定期券で改札も通れるという便利なものらしい。駅前の放置自転車対策のためだろう。

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このポスターに出てくる女性3名の愛称は「チャリ・エンジェルス」。これが名古屋だったら、スーパーロボット3体を使って「ケッタ・ロボ」と名付けるのだろうか。

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2006年2月 8日

デスクトップ検索ソフトあれこれ

仕事の時間の中でかなりの比率を占めているのが情報探しであることは議論の余地がないところだろう。インターネットの検索エンジンは、いまでは仕事に不可欠なツールである。自分のパソコンの中から必要な情報やファイルを探し出すには、デスクトップ検索ソフトが便利だ。マイクロソフトとグーグルが無償ソフトを提供して一気に注目されだした。仕事の情報を探すのはもちろん、会社のパソコンをリプレースしたり退職で返却する前に、銀行口座やクレジットカード番号などの自分の個人情報がハードディスク内に残っていないかどうかを調べるのにも有効だ。

私は、会社のパソコンにGoogleデスクトップ検索、個人のパソコンにサーチクロスを入れている。マイクロソフトのWindowsデスクトップサーチとジャストシステムのConceptSearchを試したこともある。各ソフトの検索精度はともかく、使い勝手はどれも一長一短だ。

Googleデスクトップ検索は、Outlookメールの検索結果がどのメールフォルダにあるのかわからないのが玉に瑕である。WindowsデスクトップサーチはBecky!に対応していない。

この分野の老舗といえるサーチクロスは、インデックスを作るときやメールを表示するとき、Outlookにアクセスするたびにセキュリティ警告が表示されてしまう。自動的に返答するツールExpress ClickYesを併用しなければ実用に耐えない。ときどきインデックスが壊れるのも問題だ。

ConceptSearchはインデックスの上限サイズが小さすぎて、マイドキュメント全体をいちどに検索対象にできなかった。2月10日に発売予定のCenceptSearch/R.2は上限を2GBに拡張したらしい。もういちど詳価してみる予定だ。もっともConceptSearchの最大の欠点は8000円という価格だろう。

Googleデスクトップ検索がインデックスの対象にしているのは、ファイルから抽出したテキストの先頭5000文字だけだ(参考記事)。メールをはじめとするビジネス文書は、重要なキーワードがファイルの先頭に書いてあるから、ほとんどの場合はこの仕様で十分なはず。長い文書の代表であるPDF版マニュアルも、目次や概要の章に主要なキーワードが出てくるから、ほぼ問題ない。探している情報がどのPDFに入っているかまではわかるだろう。しかし全文検索ではないことに注意する必要がある。過信は禁物だ。

デスクトップ検索は、重要性が認識されはじめたばかりの、これからの分野である。MacOS XはOSの中にデスクトップ検索機能Spotlightを組み込んだし、Windows Vistaもそうなる予定である。情報を見つける手間が省ければ、手に入れた情報を料理する腕がますます問われることになるだろう。

参考記事
BYTE LAB「デスクトップ検索」<全5回>
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060123/227672/

(関連記事)
Googleデスクトップ
http://raven.air-nifty.com/night/2006/07/google_58ca.html

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2006年2月 2日

日経BPの雑誌統廃合

日経BPのIT系雑誌の統廃合が進んでいる。「日経Windowsプロ」と「日経バイト」のPC技術系2誌が2006年1月号をもって休刊。「日経ITプロフェッショナル」と「日経システム構築」の2誌が4月号から「日経SYSTEMS」に統合される。

PC技術系2誌の休刊は、Webで最新の技術情報が手軽に、そして多くが無料で入手できるようになったことが引き金だろうか。この2誌の特集をときどき参考にしていたので残念だが、わざわざお金を払って、しかも立ち読みできない雑誌を定期購読する人が減少してもしかたがないだろう。

「日経ITプロフェッショナル」はビジネススキル、「日経システム構築」は事例構築などの技術系の記事が多いというように違いはあるが、どちらも現場のITエンジニアのスキルアップを狙った雑誌である。これらを統合するのは、合理的といえる。もちろん、その背景にコストダウンや売上げの減少などの経済的事情があるのかもしれないが。

個人的には、記事を書いたことのある「日経ITプロフェッショナル」は愛着のある雑誌だ。創刊時の編集長の田口潤氏(現 日経コンピュータ編集長)にお話を伺ったとき、最近のIT技術者に対する危機感に共感したのも理由のひとつだ。技術の変遷が激しく納期が短期化しているため、製品の仕組みや機能を突っ込んで考えず、表面的な使い方の知識に終始するITエンジニアが多いという点である。

現在は「日経コンピュータ」と「日経ITプロフェッショナル」の2誌を定期購読している。「日経システム構築」も購読したい雑誌だったから、今回の統合は個人的には好都合である。もっとも、実物を見てみないと何ともいえないのも確かだ。日経BPのホームページに出ている4月号の予告を見る限り、興味深い記事が掲載されそうだ。まず統合第1号となる「日経SYSTEMS」4月号を見て、続けて定期購読するかどうかを決めるつもりだ。

種類が多すぎる感のあった日経BPのIT系雑誌。今後もさらに統廃合があるかもしれない。

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