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2006年2月 8日

デスクトップ検索ソフトあれこれ

仕事の時間の中でかなりの比率を占めているのが情報探しであることは議論の余地がないところだろう。インターネットの検索エンジンは、いまでは仕事に不可欠なツールである。自分のパソコンの中から必要な情報やファイルを探し出すには、デスクトップ検索ソフトが便利だ。マイクロソフトとグーグルが無償ソフトを提供して一気に注目されだした。仕事の情報を探すのはもちろん、会社のパソコンをリプレースしたり退職で返却する前に、銀行口座やクレジットカード番号などの自分の個人情報がハードディスク内に残っていないかどうかを調べるのにも有効だ。

私は、会社のパソコンにGoogleデスクトップ検索、個人のパソコンにサーチクロスを入れている。マイクロソフトのWindowsデスクトップサーチとジャストシステムのConceptSearchを試したこともある。各ソフトの検索精度はともかく、使い勝手はどれも一長一短だ。

Googleデスクトップ検索は、Outlookメールの検索結果がどのメールフォルダにあるのかわからないのが玉に瑕である。WindowsデスクトップサーチはBecky!に対応していない。

この分野の老舗といえるサーチクロスは、インデックスを作るときやメールを表示するとき、Outlookにアクセスするたびにセキュリティ警告が表示されてしまう。自動的に返答するツールExpress ClickYesを併用しなければ実用に耐えない。ときどきインデックスが壊れるのも問題だ。

ConceptSearchはインデックスの上限サイズが小さすぎて、マイドキュメント全体をいちどに検索対象にできなかった。2月10日に発売予定のCenceptSearch/R.2は上限を2GBに拡張したらしい。もういちど詳価してみる予定だ。もっともConceptSearchの最大の欠点は8000円という価格だろう。

Googleデスクトップ検索がインデックスの対象にしているのは、ファイルから抽出したテキストの先頭5000文字だけだ(参考記事)。メールをはじめとするビジネス文書は、重要なキーワードがファイルの先頭に書いてあるから、ほとんどの場合はこの仕様で十分なはず。長い文書の代表であるPDF版マニュアルも、目次や概要の章に主要なキーワードが出てくるから、ほぼ問題ない。探している情報がどのPDFに入っているかまではわかるだろう。しかし全文検索ではないことに注意する必要がある。過信は禁物だ。

デスクトップ検索は、重要性が認識されはじめたばかりの、これからの分野である。MacOS XはOSの中にデスクトップ検索機能Spotlightを組み込んだし、Windows Vistaもそうなる予定である。情報を見つける手間が省ければ、手に入れた情報を料理する腕がますます問われることになるだろう。

参考記事
BYTE LAB「デスクトップ検索」<全5回>
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060123/227672/

(関連記事)
Googleデスクトップ
http://raven.air-nifty.com/night/2006/07/google_58ca.html

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