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2006年3月13日

The TechでセグウェイとIMAX

20060312TheTech1現地時間12日(日)は、サンノゼ市内のThe Tech Museum of Innovation、通称「The Tech」へ。科学技術がテーマの博物館で、IMAXドームシアターがある。今日の上映作品は「Wired to Win」と「Roving Mars」。これを目当てに行ったのだが、セグウェイに乗るという思いがけない経験ができた。

セグウェイ(Segway)は一人乗りの二輪車だ。極秘のうちに開発されたため様々な噂が飛び交い、発表前から話題になっていたことを覚えている人もいるだろう。残念ながら、話題になったほどにはビジネスがうまくいっていないようだ。それだけに、日本で乗る機会にはまずお目にかかれない。それが、今日訪れたThe Techでセグウェイに試乗できるイベントが催されていた。このチャンスを逃す手はない。

20060312TheTech2セグウェイの運転は簡単だ。体を前に傾けると前進、後ろに体重を戻すと後退する。左手のハンドルグリップを回すと左右に曲がる。最初は前後のバランスがうまくとれずにぎくしゃくしたが、すぐに慣れた。その場でくるくる回転したり、S字スラロームしたりと、待っている人がいなければ、いつまでも乗っていたかった。広い場所で乗り回せば、さぞ楽しいだろう。おもちゃに60万円はちょっと高価だが。

さて肝心のIMAXドームシアターは、1時間未満の作品2本で18ドル。それだけの価値は十分あった。通常の映画館では絶対に味わえない臨場感と迫力だ。品川と軽井沢にIMAXシアターがあるが、2ヶ所とも平面スクリーン。今回のような映像体験は味わえないだろう。

2003年ツール・ド・フランスに出場したロードレーサー2名、FDJeux.comチームのJimmy CasparとBaden Cookeを主人公に、人間の脳の働きを解説した作品が、「Wired to Win」である。空撮映像は、自分がヘリコプターに乗って集団を空から追いかけているような錯覚にとらわれる。

もう1本の「Roving Mars」は、NASAの火星探査プロジェクトMars Exploration Rover(MER)のドキュメントで、Walt Disney Picturesの作品だ。このプロジェクトは、2台の探査ロボットSpiritとOpportunityを火星に送り込んだ。発射や着陸のシーンはもちろんCGである。発射シーンは実写カメラの映像と勘違いしてしまったくらいリアルだ。なお着陸シーンの映像は、NASAのWebサイトで見られる。これが、リアルなサウンドとともに巨大な映像で迫ってくるわけだ。

火星からの電波が地球に届くのに8分かかる。Spiritはパラシュートで減速したあと、エアバッグでバウンドしながら着陸のショックを吸収する。Spiritがバウンドした回数は27回。最初の信号が届くのを、ジェット推進研究所のスタッフ全員が固唾をのんで見守る。着陸予定時刻はとうに過ぎている。成功したのか、それとも失敗なのか。そして「We've got signal」という声とともに、司令室全体が歓喜の渦に巻き込まれた。感動的なシーンだ。

20060312TheTech3常設展示も豊富だ。パンフレットによると、体験展示の数は250以上。たとえばインテル創業後にふさわしく、半導体製造装置が展示してある。その動きを子供に説明するインド人らしき父親は、おそらく半導体メーカで働いているのだろう。マイクロプロセッサの論理回路を体験学習するコーナー(右の写真)では、母親が指導していた。この母親もIT関連企業のエンジニアだろう。将来のIT産業を担う世代が育つ環境が整っているようだ。

第2日曜の今日は、AT&TがスポンサーでIMAX以外はすべて無料。週末や休日は、周辺の駐車場も無料。朝10時から午後3時過ぎまでThe Techを堪能してサンノゼをあとにした。

(参考Webサイト)
Wired to Win
http://www.wiredtowinthemovie.com/

Roving Mars
http://disney.go.com/disneypictures/rovingmars/

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