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2006年6月の2件の記事

2006年6月20日

「どうしてそう思われますか?」

フジテレビの「新・食わず嫌い王決定戦」で、相手が嫌いだろうと思うものをゲストが言ったあと、牧原アナウンサーが「どうしてそう思われますか?」と尋ねるシーンがある。このひとことはビジネスの場でも非常に役に立つ。

メールにしろ会話にしろ、言いたいことはなかなか伝わらない。特にメールの場合、長い文章を書くのが面倒なためか、いろいろと考えた末の結論や疑問だけを書く人が多いが、これがコミュニケーションギャップの火種だ。

「この製品は○○のような仕組みで動いているはずですが、△△はできますか?」というメールをときどきもらう。製品ドキュメントが詳しくは記述していない動作についての質問である。質問者のエンジニアは、製品を実際に動かし、自分なりに考えて動作仕様を判断しているようなのだが、残念ながらこれが的外れであることが少なくない。

質問者が勘違いしているとしても、「いいえ、そうではありません」と無下に否定するのは角が立つ。「どうしてそう思われますか?」という確認の質問を投げかけるとよい。相手の判断根拠を明らかにすることで、その質問の背後に隠れている真の意図や最終的な目的を知る手がかりになる。それがわかれば、別の解決策を提示することも可能だ。

聞かれていることだけにストレートに答えていると、相手の感情を害したり、話があらぬ方向にそれていって時間を無駄にしたりする。自分の判断根拠を明らかにするとともに、相手のそれも確認する手間を惜しまないことが、コミュニケーションを円滑にする。

細かいことをいうと、「どうしてそうお思いになりますか」「どうしてそうお考えになりますか」の方が敬語としてはきれいだ。もっとも、あくまで私の個人的な感覚である。「思われますか」でも問題ない。

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2006年6月11日

キーボードのカスタマイズ(4) ~ Ctrl + HをBack Spaceにする

キーボードのカスタマイズ(1)~(3)に書いた設定で約半年やってきた。さらに効率をあげるためため、Ctrl + HでBack Space動作ができるようにした。この設定はAltIMEでは(おそらく)無理なので、キーボードカスタマイズソフトを「窓使いの憂鬱」に切り替えた。

ATOKや秀丸は、デフォルトでCtrl + HがBack Space動作である。しかしマイクロソフトのOfficeはCtrl + Hが置換コマンドだし、SleipnirやIEは履歴コマンドである。ソフトによって動作が異なるのは具合が悪い。

そもそも初期のキーボードにBack Spaceキーは存在せず、Ctrl + Hで1文字前を削除する制御文字を入力していた。いまではBack Spaceキーがキーボードの右上にあるのが当たり前だ。しかし日本語キーボードの場合、このキーがほぼ正方形で、指が届きにくい。英語キーボードは横長形状なので、わりと押下しやすい。

英語キーボードが手放せない人も数多いようだ。ThinkPadは英語キーボードを個人で取り寄せたり店舗で買って取り替えることができる。そこまでするのはコストもかかるし、記号などの配置も同時に変わって具合が悪い。とりあえず、ソフトで手軽にカスタマイズすることにした。

窓使いの憂鬱は、非常にカスタマイズ力が高い。QWERTY配列をDvorak配列にすることができるほどだから、Ctrl + HにBack Spaceを割り当てるくらいは御安い御用だ。その反面ちょっと苦労したのが、左Ctrlキーと英数キーの入れ替えや、右CtrlキーをWindowsキーにする設定である。窓使いの憂鬱は、CtrlキーやShiftキーを「モディファイヤ」という特別なキーとして扱う。モディファイヤを変更するには、ちょっとした工夫が必要だった。

さて、いざ変更してみてどうかというと、一長一短だ。入力中の文字の削除はホームポジションのままでよいので楽になった。まだ慣れていないのは、CtrlキーとShiftキーの押し変え動作にまだ慣れていない。Shiftキーを押しながら大文字を入力しているときに、Ctrl + Hで文字を削除し、再度Shiftキーを押して大文字入力を再開するといった、左小指でCtrlキーとShiftキー押し変える動作が格段に増えた。

さらに、いったん変換確定した文字を変換中状態に戻すCtrl + Back Spaceキーを意外と多用するので、Back Spaceキーの出番が全くなくなるわけではない。文字削除の場合はCtrl + H、変換取り消しの場合はBack Spaceと使い分けるのも慣れが必要である。

このようにカスタマイズを進めてきたため、他の人のPCを使うと、初回のコピー&ペーストや文字削除を「空振り」するようになってしまった。これも副作用である。

(参考記事)
キーボードのカスタマイズ(1) ~ CtrlとCaps Lockの入れ替え
キーボードのカスタマイズ(2) ~ Escと「半角/全角」の入れ替え
キーボードのカスタマイズ(3) ~ スペースバーを大きくする

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