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2006年6月20日

「どうしてそう思われますか?」

フジテレビの「新・食わず嫌い王決定戦」で、相手が嫌いだろうと思うものをゲストが言ったあと、牧原アナウンサーが「どうしてそう思われますか?」と尋ねるシーンがある。このひとことはビジネスの場でも非常に役に立つ。

メールにしろ会話にしろ、言いたいことはなかなか伝わらない。特にメールの場合、長い文章を書くのが面倒なためか、いろいろと考えた末の結論や疑問だけを書く人が多いが、これがコミュニケーションギャップの火種だ。

「この製品は○○のような仕組みで動いているはずですが、△△はできますか?」というメールをときどきもらう。製品ドキュメントが詳しくは記述していない動作についての質問である。質問者のエンジニアは、製品を実際に動かし、自分なりに考えて動作仕様を判断しているようなのだが、残念ながらこれが的外れであることが少なくない。

質問者が勘違いしているとしても、「いいえ、そうではありません」と無下に否定するのは角が立つ。「どうしてそう思われますか?」という確認の質問を投げかけるとよい。相手の判断根拠を明らかにすることで、その質問の背後に隠れている真の意図や最終的な目的を知る手がかりになる。それがわかれば、別の解決策を提示することも可能だ。

聞かれていることだけにストレートに答えていると、相手の感情を害したり、話があらぬ方向にそれていって時間を無駄にしたりする。自分の判断根拠を明らかにするとともに、相手のそれも確認する手間を惜しまないことが、コミュニケーションを円滑にする。

細かいことをいうと、「どうしてそうお思いになりますか」「どうしてそうお考えになりますか」の方が敬語としてはきれいだ。もっとも、あくまで私の個人的な感覚である。「思われますか」でも問題ない。

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