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2006年9月 4日

ATOK 2006の小技

今使っているIMEは、ATOK 2006。初めてのATOKはATOK 15だったと思う。その前はエーアイソフトのWXGだった。強力なカスタマイズ機能が特徴で、自分の手になじむように設定を変更できるすばらしいIMEだったが、残念ながら開発中止となってしまった。

ATOKの変換効率の高さは言うまでもない。それに加えて最近のATOKは、変換効率以外の部分で使い勝手を大きく改善している。ただ、あまりに多機能になりすぎて、便利な機能を知らないままの人が多いのではないだろうか。私もその1人だ。

最近気がついたのが、自動的に英字入力モードになる機能だ。ローマ字入力モードのまま「http」とタイプすると、「hっtp」という意味のない文字列になる。ところが、続けてコロン(:)をタイプすると、「http:」と自動的に英字に変換され、さらに英字入力モードに自動的に切り替わる。あとは、URLの残りを続けて入力すればよい。最後にEnterキーを押すと、ローマ字入力モードに戻る。これを知らなかった私は、URLをブラウザのアドレス欄に入力するとき、いちいちIMEをオフにしていた。http:の他にあるかもしれない。

ATOK 2006は日付入力機能が充実している。「きょう」と入力して変換すると、「2006/09/04」や「2006年9月4日」、「平成18年9月4日(月)」という候補が出てくる。「きのう」や「あした」も同様だ。ここまではATOK 2006の製品紹介に出ていることなので私も知っていたが、もうひとつ便利な機能があるのを、ベム氏のブログとホームページで知った(参考記事)。「20060904」と入力したときも、「2006/09/04」「2006年9月4日」などの複数の日付形式が候補に現れる。

ATOK 2006は、おそらくATOKで初めてチュートリアルが付いたバージョンだ。Flashを使用したアプリケーションで、基本的な変換から応用編や便利な機能の使い方まで、実際にタイピングしながら覚えることができる。ATOK 2006の一番の目玉は、実はこのチュートリアルではないかと思う。私自身、初めて覚えた操作や機能がいくつもあった。ATOK歴の長い人も、一度やってみる価値がある。

(参考記事)
[ACT]ATOK2006でACTを使う
http://d.hatena.ne.jp/actbemu/20060813/p1

ATOK2006でACTを使う
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002116/azik/act_atok2006.html

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