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2006年9月 6日

殿様問題

ビジネス文書で相手の名前に「殿」をつけるか「様」をつけるか。これを「殿様問題」と言うらしい(参考記事)。結論から先に書くと、定説はないようだ。つまり、どちらを使っても間違いではない。私は「様」派だ。

以前は「殿」派だった。というのも、大学を出て就職した大手コンピュータメーカの導入教育で、そう仕込まれたからだ。その会社は、社内文書・社外文書ともに、おそらく今でも「殿」を標準としている。メールの1行目しかり、レターの宛名しかり。その会社からもらう文書は「殿」だ。

転職してしばらくも「殿」を使っていた。転職先は外資系で、いろいろな会社の人間が集まってきている。大企業なら必ずある文書標準というものも存在せず、皆が自分の流儀でやっていた。

あるとき、顧客への障害報告書を営業を交えてレビューしていたとき、「殿」書きの私の文書を見て、「これは『様』にするのが常識だ」と、営業本部長に指摘された。「殿」が普通だと思っていた私には、青天の霹靂だった。ちなみに、その営業本部長はIBM出身である。あらためて「広辞苑」を読むと、「『様』よりも敬意が軽く、」と解説している。なるほど、お詫び文書に不適切なわけだ。

(参考記事)
「殿」と「様」の使い分け
http://nako.cocolog-nifty.com/nakolog/2004/04/post_25.html

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コメント

リンク&TBありがとうございました。

私も大手コンピュータメーカの出身ですが、同様に「殿が常識」と思っていました。

今にして思えば

・旧日本軍は全て「殿」だった。

・その会社は、人事に関して軍隊的発想が多かった(功労者I専務は、クモ膜下出血で急死したとき、取締役→専務に二階級特進した)

という独特の企業文化だったのかも知れません。

投稿: nako | 2006年9月 7日 10時05分

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