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2006年10月22日

ソニーのヘッドホンMDR-EX90LP

いま愛用しているヘッドホン(イヤホン)は、ソニーのMDR-EX90LP。発売直後から好評を博しているモデルだ。発売直後の品薄なときにビックカメラで見つけて、迷わず買った。MDR-EX90LPは、ロングコード(1.2m)のモデルだ。コードの短いMDR-EX90SPが日本では主力商品のようだが、ショートコードのイヤホンを2機種使った経験から、ロングコードモデルを選んだ。ショートコードのイヤホンは、iPodを胸ポケットに入れて使うにはよいのだが、延長コードを使うと接続プラグが少々邪魔で、全長も長すぎる。自分にはロングコードが合っていると考えた。

音質は評判通りの素晴らしさだ。特筆すべきは中音域である。ソニーのヘッドホンは、いわゆる「ドンシャリ」型、つまり高音域と低音域をやたらと強調した音質の製品が多い。MDR-EX90LPを聞いてしまったいまでは、当時最高だと思っていたMDR-EP888は高音がシャリシャリしすぎだし、MDR-EX70は低音がもわっとして気持ち悪いくらいだ。MDR-EX90LPは、厚みのある中音域がクラシック音楽にうってつけである。

低音域も十分だ。押しつけがましくなく、それでいてしっかりと主張する中低音域が実に気持ちいい。うまいたとえが浮かばないが、完璧なアルデンテにゆであがったスパゲッティはどうだろう。全体は柔らかく、かといってべとべとしているわけではない。それでいて歯ごたえがある。

この心地よさを堪能しようと、クラシックのCDを立て続けに数枚買ってしまった。そのうちの1枚がカルロス・クライバー指揮のベートーベン「運命」。私が好きな第3楽章から第4楽章にかけての盛り上がりを、MDR-EX90LPは迫力をもって聞かせてくれる。

iPodのヘッドホンジャックとの相性がよいのも気に入った。MDR-70やオーディオテクニカのATH-CK5は、プラグが少々細いようだ。ちょっとした拍子にプラグが回ったり横方向の力がかかったりすると、プラグが抜けたとiPodが検知してしまい、一時停止状態になる。MDR-EX90LPは、これまで数ヶ月使って一度もそれが起きない。

難点をひとつあげると、耳栓型(カナル型)イヤホンにしては遮音性があまり高くないことだ。地下鉄の騒音の中では少々聞きづらい。遮音性と音質を両立させようとすると、たとえばBose TriPortのような密閉型ヘッドホンが必要だろう。そうすると今度は携帯性が損なわれる。スーツにTriportというのも、私としてはあまりかっこいいと思えない。通勤時に主に使うには、MDR-EX90LPが今のところベストだ。

(関連記事)
iPodのヘッドホン
http://raven.air-nifty.com/night/2006/02/ipod_c45a.html

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