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2006年10月26日

やっぱりユーモアは大事

外資系日本法人、特に歴史の浅いオフィスの場合、本社とのコネクションは生命線である。これがないと製品自体の理解もままならない。歴史のある大手であっても、日本法人の手に負えない面倒なトラブル時に協力してもらえるように、本社開発部門との信頼関係がサポート部門には欠かせない。

日本人同士でもそうだが、海外のエンジニアと信頼関係を築いて仲良くなるには、仕事の話ばかりしていてもだめだ。もちろん技術スキルやトラブルシューティングの能力が大前提である。そのうえで、会話やメールの中にユーモアを織り交ぜて、「こいつは仕事もできるし面白い」と思わせたい。要は公私にわたって存在感を示すということだ。

私が本社出張中、チームのメンバーで雑談しているときにやたらと受けたのはこんな会話。アメリカ人同士はすごいスピードでしゃべるし、話題があちこちに飛ぶので到底ついて行けない。ただ聞いているだけになってしまう。それに気がついたある男が「疲れているのか?」と言ってきた。そこでこんな説明をした。

いいかい、人の話を聞いて何か返事をするには、理解して発言を組み立てる必要があるよね。脳の半分を聞くのに使って、もう半分は言うのに使っているわけだ。ところが、英語の会話になると、それを翻訳するという新しいタスクが必要になって、それに脳を割り当てる必要がある。そうすると、君たちの話を聞いて翻訳して理解するだけで脳を使い切ってしまい、何か言うだけの脳が残ってないわけだ。シングルプロセッサのマシンで、性能の限界になったみたいなものだね。デュアルコアにアップグレードしなきゃいけないかも。

これがみんなのツボにはまったらしく、それ以来、私の顔を見たりテレカンに参加したりすると、「Single processor mode」と話しかけてくるようになった。

洋の東西を問わず、自虐ネタは効くようだ。

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