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2007年2月 8日

MacのExposéをWindows XPで実現できるか?

Mac OS Xの目玉機能の一つがExposé。ウインドウをたくさん開いているときにF9を押せば、全ウインドウが縮小されて一覧で表示される。どれかをクリックすれば、そのウインドウが前面にくる。F10は同一アプリの別ウインドウの一覧表示、F11はデスクトップの表示だ。

Windowsでは、Alt + Tabでウインドウを切り替えている。Altを押したままTabを連打するのだが、目的のウインドウを行き過ぎることはしばしばで、Shiftキーを押しながら元に戻ったり、そのままTabをもう一度連打したり、とにかくせわしない。キー1つでウインドウを一覧表示できるExposéは、目から鱗が落ちるソフトだった。

Windowsにも、ウインドウをサムネイル(縮小表示)で並べるソフトがいろいろある。ここ数日間で試したものの簡単なレビューを書いておこう。

Alt-Tab Replacement
マイクロソフト純正のツール群、PowerToyの1つ。Alt + Tabの機能を強化し、各ウインドウのプレビューを表示してくれる。ただし、最小化しているウインドウはプレビューが表示されず、タイトルバーだけ。画面がちょっとチラチラするのも気になる。

SmallWindow
すでに開発が終了し、次に述べるAdmiralに吸収されている。動作は軽快だが、最小化しているウインドウはサムネイルにならないのが致命的。ホットキーが固定(Windows + F12、上辺中央部)なのもいただけない。マウスを右手で操作するから、ホットキーはキーボードの左側に配置したいところ。ちなみにExposéのホットキー(F9など)はカスタマイズ可能だ。

Admiral
SmallWindowでホットキーと除外ウインドウの設定ができるようになったのに加え、いくつか追加機能あり。基本動作はSmallWindowと同じで、最小化しているウインドウがサムネイルにならないのも同じ。

TaskCollection
ホットキーがカスタマイズ可能。デフォルトでは、ウインドウをサムネイル化するときのアニメーションが有効で、ThinkPad T42では少々もたつく。アニメーションなしで動かすと快適。
しかし、何もしていないときに突然どこかのウインドウの一部が別のウインドウに貼り付くという問題がある。PowerPointを立ち上げているときにこれが顕著。T42のグラフィックドライバとの相性か?

WindowLister
非常に高機能なソフト。画面がちょっとごちゃごちゃで、アニメーションがうるさい。サムネイル表示画面にカレンダーなどのアイテムがあり、これが消せない(やり方がわからないだけかもしれないが)。

ThumbWin
ほかのツールとコンセプトが異なり、ウインドウをあらかじめサムネイル化する手順が必要。新たに立ち上げたアプリケーションは、サムネイル化するまで表示されない。

この中ではTaskCollectionが、Exposéにもっとも雰囲気が似ていてよかったのだが、画面が崩れるところが致命的だ。結局、どのソフトも常用するに至っていない。

Windows Vistaは、複数ウインドウを3次元に重ねて表示できる「Windowsフリップ3D」が売り物だ。しかし要求するハードスペックが高すぎる。これと同等のことを、ごく一般的なスペックのハードウェアで実現しているMac OS Xは素晴らしい。

(2007年5月19日追記)
IntelliPoint 6.1のインスタントビューは、いままで試した中で動作がもっとも軽快だ。マウスホイールのクリックで全ウインドウをサムネイル化できる。キーボードでこれが起動できれば、モバイル環境でも使えるのだが。

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