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2007年2月17日

アメリカの夏時間変更

今年から、アメリカの夏時間開始日と終了日が変わる。開始日は4月の第1日曜日から3 月の第2日曜日へ、そして終了日は10月の最終日曜日から11 月の第1日曜日に変更となる。日本だけで仕事をしているなら気にしなくてよいのだが、アメリカの本社とOutlookで予定を共有したり会議通知を送ったりしている私は、制度変更にあわせてPCやPDAのアップデートが必要だ。

マイクロソフトの告知は「米国およびカナダにて2007年より実施される夏時間の変更に備えて」だ。OutlookとiPAQ(Windows Mobile)で予定を同期している場合に必要なのは、Windowsオペレーティングシステム、Outlook、そしてWindows Mobileの3つのアップデート。

Outlookのアップデートは1月公開予定と書いてあるが、ダウンロードセンターにまだない。英語版/フランス語版/スペイン語版はすでに英語版ダウンロードセンターで公開済み。日本語版の開発が完了していないようだ。また、Windows向けのアップデートをサポート技術情報928388で提供すると書いてあるが、928388は931836で置き換えられている。日本語の告知は最終更新が1月10日。ちょっと滞っているようだ。

Windows Mobile向けのサポート技術情報は、日本語版がない。英語サイトの「Daylight Saving Time 2007 Update」をまとめると、次の作業が必要だ。


  1. PCのアップデート。「2007 time zone update for Microsoft Windows operating systems」をダウンロードしてインストール。
  2. Outlookのアップデート。「Outlook Time Zone Update Tool」をダウンロードしてインストール。
  3. Windows Mobileのアップデート。Windows MobileデバイスをPCにUSB接続し、「Daylight Saving Time 2007 Update Tool for Windows Mobile」をダウンロードしてインストール。

Windows Mobileのアップデートはいまのところ英語版のみ。日本語版でも使えるのかどうか気になる。タイムゾーン情報の更新だけだろうから、おそらく問題はないと思うが。Outlookのアップデート公開後に、一気にやってみよう。失敗しても、ハードリセットすればたぶん元に戻るはず。

(当ブログの関連記事)

アメリカ夏時間変更のその後
http://raven.air-nifty.com/night/2007/03/post_bf38.html

Outlookの新夏時間対応が完了
http://raven.air-nifty.com/night/2007/03/outlook_2ff0.html

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