アメリカの夏時間変更
今年から、アメリカの夏時間開始日と終了日が変わる。開始日は4月の第1日曜日から3 月の第2日曜日へ、そして終了日は10月の最終日曜日から11 月の第1日曜日に変更となる。日本だけで仕事をしているなら気にしなくてよいのだが、アメリカの本社とOutlookで予定を共有したり会議通知を送ったりしている私は、制度変更にあわせてPCやPDAのアップデートが必要だ。
マイクロソフトの告知は「米国およびカナダにて2007年より実施される夏時間の変更に備えて」だ。OutlookとiPAQ(Windows Mobile)で予定を同期している場合に必要なのは、Windowsオペレーティングシステム、Outlook、そしてWindows Mobileの3つのアップデート。
Outlookのアップデートは1月公開予定と書いてあるが、ダウンロードセンターにまだない。英語版/フランス語版/スペイン語版はすでに英語版ダウンロードセンターで公開済み。日本語版の開発が完了していないようだ。また、Windows向けのアップデートをサポート技術情報928388で提供すると書いてあるが、928388は931836で置き換えられている。日本語の告知は最終更新が1月10日。ちょっと滞っているようだ。
Windows Mobile向けのサポート技術情報は、日本語版がない。英語サイトの「Daylight Saving Time 2007 Update」をまとめると、次の作業が必要だ。
- PCのアップデート。「2007 time zone update for Microsoft Windows operating systems」をダウンロードしてインストール。
- Outlookのアップデート。「Outlook Time Zone Update Tool」をダウンロードしてインストール。
- Windows Mobileのアップデート。Windows MobileデバイスをPCにUSB接続し、「Daylight Saving Time 2007 Update Tool for Windows Mobile」をダウンロードしてインストール。
Windows Mobileのアップデートはいまのところ英語版のみ。日本語版でも使えるのかどうか気になる。タイムゾーン情報の更新だけだろうから、おそらく問題はないと思うが。Outlookのアップデート公開後に、一気にやってみよう。失敗しても、ハードリセットすればたぶん元に戻るはず。
(当ブログの関連記事)
アメリカ夏時間変更のその後
http://raven.air-nifty.com/night/2007/03/post_bf38.html
Outlookの新夏時間対応が完了
http://raven.air-nifty.com/night/2007/03/outlook_2ff0.html
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