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2007年3月 1日

Googleデータセンターのハードディスク故障率は8%

ポッドキャスト「Security Now!」の第80回で、Steve Gibsonがハードディスク故障率の話をしている。ハードディスクのトップベンダーSeagateの仕様書によると0.34%、つまり300台のディスクがあれば、1年間に1台は故障する計算。これだけでも多いとSteveは以前の回で話していたのだが、Googleが発表した論文では、なんと8%だという。

Googleの論文は、自社の巨大データセンターの実測データを基にしたもの。Googleのデータセンターのサーバは独自設計だ。部品を交換しやすく、かつ冷却効率をよくするために、マザーボードむき出しのサーバをラックに並べている光景を、ある講演でGoogleエンジニアが紹介していた。

言うまでもなく、PC用のディスクとサーバ用のディスクでは故障率が大きく異なる。ファイバチャネル接続のディスクなら、さらに故障率は低い。Googleデータセンターは「consumer-grade」のパラレルATAとシリアルSTATディスクを使用している。コストを抑えるためだと思うが、サーバ用ディスクを使っていないのがまず驚きだ。

平均年間故障率(average Annualized Failure Rates)は、使用開始から1年は2%前後、2年目~3年目は8%前後、4~5年目は6~7%である。3~4年目の故障率が高いのは、その時期に購入した特定のモデルの信頼性の影響が大きいと述べている。

一般的には、温度や稼働率がハードディスク故障の頻度に大きく影響すると言われている。しかしこの論文では、それらの要因と故障率には期待したような相関関係は認められないとしている。

斜め読みしただけで、非常に面白い。じっくり読む価値がある論文だ。

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