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2007年3月12日

携帯電話の写真をコストゼロでPCに転送する方法

J-Phoneが携帯電話にカメラを付けると聞いたときは、そんなもの必要ないと思ったのだが、いまではなくてはならないアイテムのひとつ。最近の機種は画質も申し分ないから、仕事でよく使う。

ここのところ、会議で使ったホワイトボードを撮っている。議論に集中していると、メモがおろそかになる。こんな時は、ホワイトボードに書いたものを携帯電話で撮影しておけばよい。議事録を作るときに役に立つし、会議が終わったらすぐに参加者にメールしておけば、簡単な会議の記録となる。

携帯電話で撮影した画像をPCに取り込む方法はいくつかあるが、お金がかかったり、なにかを持ち歩いたりしなければならないのは避けたいところ。USB接続ケーブルしかり、メモリカードしかり。メールで転送するとパケット代がかかる。私は、初期コスト・ランニングコストともにゼロの方法を使っている。それは赤外線通信。

携帯電話の赤外線通信機能は、携帯電話同士でアドレス帳を交換するのに使うとカタログに書いてある。これがPCとの通信でも使える。すべての機種で写真の転送が可能かどうかはわからないが、ソニーW41SやシャープSH703SHとThinkPad T42(Windows XP)の組み合わせは、何も設定せずにファイル転送できる。

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やり方は、まず携帯電話のデータフォルダで転送したい写真を選び、赤外線ポートをThinkPadの赤外線ポートに向ける。次に、携帯電話で赤外線送信を実行。するとWindowsに右のような画面が現れるので、OKをクリックする。これだけだ。転送速度は、1280×960のSVGA画像(200KB強)で約20秒。

ケーブルもカードリーダーもいらない。ランニングコストはゼロ。撮ったその場でPCに取り込んでメールできる。これができるとできないとでは大違い。携帯電話やPC購入時の重要なチェック項目だ。

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