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2007年3月28日

外資系本社へのリクエストは具体的に

エンドユーザや販売代理店から受けた製品の機能強化を本社開発部門へリクエストするのは、外資系日本法人の重要な役割のひとつ。うまくリクエストを通すコツは、なるべく具体的に伝えることだ。

たとえば、「エラーメッセージがわかりにくいので改善して欲しい」という抽象的なリクエストはうまくいかない。文化的背景やユーザインタフェースに関する考え方がそもそも異なる海外のエンジニアに、日本人がやってもらいたいと思っていることを伝えるには不十分だ。それに、開発者たちは自分の仕事に誇りを持っているはず。それをまず理解して認める必要がある。それをすっ飛ばして、いまの実装や仕様作りがだめだと頭ごなしに言っても、耳を貸してくれない。ちなみに、それを無礼だとか頭が固いとか考えがちなのが我々日本人だが、これまた大きな間違いであることを肝に銘じておこう。我々が正しい・良いと思っていることが、海外でそのまま通用するわけではない。

なぜわかりにくいのか、どうすればわかりやすくなるのか、それによってユーザにどんなメリットがあり、ひいてはベンダーにとっても利益となるのか。そこまで落とし込んでリクエストする必要がある。これを怠ると、たとえアクションアイテムに追加してくれたとしても優先度は上がらないし、出てきた成果が期待と大きく乖離しているといった事態になりかねない。

ただし、実装方法についてはプログラムのプロである開発部門に任せ、彼らのモチベーションを阻害しないように心がけたほうがよいだろう。生半可なプログラミング知識で実装方法を提案しても、相手にされないばかりか、言っていること自体の信憑性を疑われかねない。もちろん、プロと渡り合える自信があるなら、どんどん議論して、自分を認めてもらった方がよい。そこまでの技量や自信がない場合は、とにかくリクエストをきちんと論理的にエンジニアにわかる言葉で記述すること。要するに、何を言っているのかわからないガイジンにならないようにしようということである。

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