Windowsの英語メッセージを簡単に知る方法
海外のエンジニアに問題を報告するときは、当然ながらエラーメッセージも英語で書かなければならない。LinuxやUNIXは、ロケールを英語にしておけばCLIコンソールの表示はすべて英語になる。メッセージファイルもほとんど英語だから、これも問題ないだろう。
やっかいなのはWindowsである。日本語版Windowsを英語モードで動かすことは(私の知るかぎり)できない。英語版Windowsの環境で再現テストするのは面倒だ。日本語のメッセージを自分勝手に翻訳すると、英語版Windowsのメッセージと似てもにつかないメッセージを「創作」してしまう。
こんな時はマイクロソフトのサポート技術情報を活用すればよい。
- 日本語のエラーメッセージで日本語サポート技術情報を検索する。技術文書がいくつか見つかるはずだ。
- 次に技術情報のオリジナル(英語)を探す。英語版マイクロソフトサポート情報を検索対象にして文書番号で検索するか、URLの最後の「ja」を「en-us」に変えればよい。
- 日本語と英語の技術情報を見比べれば、対応する英語版Windowsのメッセージが分かる。
エラーメッセージだけでなく、メニューや設定ダイアログの項目名もこの方法で英語に変換できる。例えばエクスプローラのメニュー「ネットワークドライブの割り当て」は「Map Network Drive」であることが技術文書308582でわかる。
Windows XP でネットワーク ドライブの接続および切断を行う方法
http://support.microsoft.com/kb/308582/ja
How to connect and disconnect a network drive in Windows XP
http://support.microsoft.com/kb/308582/en-us
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