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2009年4月25日

映画の中の使えるセリフ(部下の褒め方編)

ピアース・ブロスナン主演の007第2作「トゥモロー・ネバー・ダイ」は、彼の4つの007映画のうち一番好きな作品だ。この映画でボンドが戦うのは、世界中のメディアや企業を牛耳るエリオット・カーヴァー。頭は切れるが、ちょっとイカレている。国家間の紛争を影でお膳立てし、それをいち早く報道することで莫大な利益を得ている。さらに中国でクーデターを起こして現政府を転覆させ、反乱軍のリーダーから今後100年の独占放送権を獲得するという野望をも抱いている。

カーヴァーが、世界各地での悪事の報告をビデオカンファレンスで部下から聞くシーン。「Good morning, my golden retrievers」と呼びかけつつ部屋に入ってきたエリオットが、壁面の巨大なスクリーンを前に、手に持ったリモコン端末をスタイラスでせわしくタップしながら、次々と報告を聞いていく。パキスタンで暴動、カリフォルニアで飛行機事故というニュースに「Excellent!」。そしてエリオットの指示どおりにバグを満載した新しいソフトウェアがリリース予定で、ユーザはすぐにアップグレードを強いられるだろうという報告に「Outstanding!」。outstandingは、他のものから飛び抜けて優れているという意味である。エリオットの「Oustanding!」は、「アーウトスタンディング」と「ア」にアクセントを置き、いやみったらしく延ばす発音で、耳にこびりついて離れない。

部下の失敗を叱責するのは時代遅れで、よいところを褒めて成長させるのがいいリーダーの条件とされている。外国人のチームを率いて週次ミーティングで活動報告を受けるようなことがあったら、「Good job」や「Excellent」、「Great」などとともに「Outstanding」も使ってみようと思っているのだが、元ネタが元ネタだけに、「このリーダー、イカレてんじゃないの?」と思われるのがオチかもしれない。

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