« 該非判定パラメータシートの「省令」「別表第一」とは何か?(輸出関連法令の構造) | トップページ | 品質の「作り込み」と「bake in」 »

2009年11月 7日

Firefox 3.5のプロファイル再構築

Firefox 3.5の終了時に「メモリが"read"になることができませんでした」エラーがよく発生するようになった。PCを再インストールしたときにプロファイルを旧環境から丸ごとコピーし、その後よく発生するようになった。今のところ実害らしきものは出ていないが、不正アドレスへのアクセスを放置しておくのは気持ち悪い。

このプロファイルはFirefox 2のときからずっと使い続けてきたものだ。いろいろなゴミが溜まっているのが原因ではないかと思い、Firefox 3.5でゼロから作り直すことにした。今までの操作性を失わないように環境を移行した手順をまとめておく。

■準備

  • ブックマークのバックアップ。「履歴とブックマークの管理」のバックアップコマンドを使う。
  • Tab Mix Plusの設定エクスポート。アドオンの設定画面で実行。
  • Firefoxオプションやアドオンの設定画面の記録。地道に画面ショットを取っておく。

■移行作業

  • Windowsの「ファイルを指定して実行」でfirefox -pを実行。
  • 「新しいプロファイルを作成」をクリックし、適当な名前のプロファイルを作成。
  • ブックマークを復元。「履歴とブックマークの管理」の復元コマンドを使う。
  • アドオンをインストール。Tab Mix Plus、Personal Menu、IE View、Hide Find Bar、GMarks、Briefの6個。
  • Tab Mix Plusの設定インポート。アドオンの設定画面で実行。
  • Cookieの復元。cookie.sqliteを以前のプロファイルからコピー。
  • パスワードの復元。key3.db、signons.sqlite、signons3.txtを以前のプロファイルからコピー。
  • Firefoxオプションやアドオンの設定。画面ショットを見ながら地道に設定し直す。

Cookieの復元は、ジャーナルファイルcookies.sqlite-journalはいらないはずと判断し、データベースファイルだけコピーした。これで正しいのかどうか分からないが、一応復元できている。パスワードの復元は以下のページを参考にした。

Firefox 3.1 b2 以降のパスワード移行
http://www.project-h2.com/yattemotors/note_class/note_102108a.html

スマートロケーションバーは改めて育てていかなければならない。place.sqlをコピーすれば以前の履歴を引き継げるのかもしれない。しかし、あまり引き継ぎすぎると新規プロファイルの意味が薄れてくる。今回は割り切って移行しなかった。

さて、件の「メモリが"read"になることができませんでした」エラーが解消したかというと、残念ながらさっそく発生してしまった。移行したCookieやパスワード、もしくはアドオンのどれかが悪さをしているのだろうか。

|

« 該非判定パラメータシートの「省令」「別表第一」とは何か?(輸出関連法令の構造) | トップページ | 品質の「作り込み」と「bake in」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。