実は速読法が身についていたらしい
フォトリーディングとかレバレッジリーディングとか、速読法の本が書店に並んでいたり、Webで話題になっていたりする。こんなことができたらいいなと思っていたら、実はできていたらしい。
目の動きや脳の活性化をトレーニングする速読法もあるようだが、突き詰めると速読法のポイントは次の2点だ。
- 本を読む目的を明確にする。
- 必要な情報を拾い出す。
新しい技術が関わるトラブル対応では、「そのトラブルを解決しなければいけない」という目的があり、そのトラブルを解決するのに必要な情報、それだけを得られればよい。その技術のすべてを理解/習得する必要はない。Googleで検索し、検索結果を拾い読みし、これは役に立ちそうだと思った記事を読み、そこから得た知識やキーワードでさらに検索する。これを何回も繰り返す。これは速読にほかならない。
要するに、情報を得る媒体として書籍を使っているかWebの情報を使っているかの違いでしかない。コンピュータ技術ならWebでかなりの情報が手に入るから、書籍の速読が必要な場面は少ないだろう。逆に会計や経営などは書籍でないとうまくいかないかもしれない。
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