DeliciousはAVOSが買収
Yahoo!がやる気をなくしたDeliciousは、YouTube創業者SteveとChadの会社AVOSが買収することになった。DeliciousにはYahoo!が開発したコードがかなり入っていて、それを切り離して売却するのは難しいのではないかという声もあったが、うまく話がまとまったようだ。
Yahoo Sells Delicious To YouTube Founders
http://techcrunch.com/2011/04/27/yahoo-sells-delicious-to-youtube-founders/
これまでのサービスや使い勝手をそのまま引き継ぐというAVOSのコメントが出ていてひと安心だ。ベータ3のサポートで止まっていたFirefox 4向けのアドオンも出すと言っている。もっとも、私はFirefox 4移行時にDeliciousアドオンをやめて、ブックマークレットで使うことにしたから、あまり関係ない。
ただしブックマークレットは、タグやメモを日本語で入力するときにちょっと難がある。タグ欄は、未確定の文字列が左の方に流れていって、先頭部分から見えなくなる。メモ欄は、1行目の最後尾まで打ち込むと、それ以降の未確定文字列が画面に表示されなくなる。確定すると2行目に現れる。Webインタフェースでブックマークを編集するときも同じだ。秀丸エディタで書いてコピーすればよいからあまり気にしてないが。
スムーズに移行するために、ブックマークや個人情報をAVOSに渡すことに同意する必要がある。ニュースを見てDeliciousにログインしたら、Opt-inのページが表示された。画面の指示通りに進めて手続き完了。私はDeliciousアカウントを持ってなくて、Yahoo!アカウントで使っていた。オプトインの手続きの途中に、新しいDeliciousアカウントを作るステップが出てきた。これでYahoo!と手が切れたわけだ。
アカウント名とパスワードをYahoo!と同じにしたためか、iPhoneアプリのReederは特に何も変更せず、Deliciousと接続できてしまった。なんとなくセキュリティが甘いような気がする。あくまで「なんとなく」であるが。
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