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2012年2月の2件の記事

2012年2月15日

iPhoneでリーダーズ英和辞典を使う

アルク製の英辞郎iPhoneアプリは無料だが、インターネット接続が必要で利用場所が限られる。オフライン状態で使える物はないかと探して、iDict+を使えばいいことが分かった。PC用に買ったシステムソフトのリーダーズ英和辞典をEPWING形式に変換すればよい。

変換やiPhoneへのインストール手順はiDict+のホームページに書いてある。dessedをインストールし、.リーダーズ英和辞典のIDXファイルを指定する。変換結果のファイルをiDict+の内蔵FTPサーバに向けてアップロードする。途中でコネクションが切れることが何回かあったが、なんとかアップロード完了。iDict+のインタフェースは必要にして十分であり、レスポンスや用例表示に何の不満もない。

インストールした後、アメリカに出張する機会があった。機内で英文資料を読むときや、レストランでメニューを解読するとき、そして週末に訪れたサンノゼのThe Tech Museumで展示パネルを読むときに大変重宝した。リーダーズ英和辞典の収録語数は必要にして十分で、単語が見つからなくて困ることはほとんどない。

iDict+
https://sites.google.com/site/idictplus/

dessed
http://hp.vector.co.jp/authors/VA021723/dessed/

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2012年2月 4日

SSDを使えば必ず低価格で高性能のシステムが作れるわけではない

SSDs and the TPC-C top 10(StorageMojo)
http://storagemojo.com/2012/01/19/ssds-and-the-tpc-c-top-10/

SSDはHDDに比べてずっと速いが、システム価格は高額だ。HDDで性能を出そうと思ったら、実際に必要な容量以上のHDDを使い、I/Oを複数のデバイスに分散させなければいけない。結果的に全体の容量が大きくなる。というのが世の中で信じられている"常識"だが、TPC-Cベンチマークは正反対の結果が出た。

トランザクションあたりのコストを示す指標tpmCで見ると、最も高価なSSD/HDD混在システムは、最も安価なHDDベースシステムより15%くらい安い。最も容量の大きいシステムはSSD/HDD混在のOracleで1760TB。最も容量が少ないシステムもSSD/HDD混在システムで83TB。

単にHDDの一部分をSDDで置き換えれば、より低価格で高性能なシステムが構築できると言うほど物事は単純ではないようだ。

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