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2012年9月25日

自分専用のvim 7.3を共用サーバにインストール

会社の共用サーバはいまだにRHEL 4で、vim 6.3という古いバージョンが入っている。7.2や7.3用に作った.vimrcでエラーが出てしまう。自分専用の7.3をインストールしてしまうことにした。

参考にしたのはこのブログ。

CentOS 5.5 にVim7.3をソースからインストール - ITコンサルタント成長録
http://d.hatena.ne.jp/hosikiti/20100910/1284079341

ソースコードはここにある。

vim 7.3本体
http://ftp.vim.org/pub/vim/unix/vim-7.3.tar.bz2

パッチ
http://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/


まずソースをダウンロードして展開する。

$ tar jxvf vim-7.3.tar.bz2

001から最新(8月3日時点で622)までのパッチをダウンロードする。

$ mkdir patches
$ seq -f http://ftp.vim.org/pub/vim/patches/7.3/7.3.%03g 622 | xargs wget

パッチをソースに適用する。

$ cd vim73
$ for i in `ls ../patches/7.3.*`; do patch -p0 < $i; done

configureする。通常は/usr/localの下にインストールするのだろうが、自分専用のvimバイナリを共有サーバに作りたいので、ホームディレクトリの下にインストールする。その他のオプションは上記のブログに書いてあったものを拝借した。

$ ./configure --prefix=/home/xxxx/vim73 --enable-multibyte --with-features=huge --disable-selinux

makeしてインストールする。

$ make
$ make install

/home/XXXX/vim73の下にbinとshareのディレクトリができているはず。

.bashrcでPATHなどを設定する。ホームディレクトリのvimバイナリを先に検索するように設定する。

export PATH=~/vim7.3/bin:$PATH
export EDITOR=vim
export VISUAL=vim
alias vi='vim'

EDITORとVISUALは主にsudoeditのための定義である。最後のエイリアス設定は、Linuxのデフォルトプロファイル(/etc/profile.d/vim.shなど定)で定義済みのはず。

ログインし直して、vi、vim、gvim、sudoeditを起動し、:versionコマンドでバージョンを確認する。次のように表示されれば、ソースからインストールしたvimが動いている。ほかのバージョンが出てきたときは、環境変数がどこかおかしい。

VIM - Vi IMproved 7.3 (2010 Aug 15, compiled MMM DD YYYY hh:mm:ss)
Included patches: 1-622

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