カテゴリー「ThinkPad」の5件の記事

2017年1月 5日

ThinkPadが休止状態から復帰すると大量のディスクアクセスが発生する

ThinkPadの省電力マネージャーにFast Hibernation Resumeという機能があり、これが原因で、復帰時に大量のディスクアクセスが発生する。アプリケーションが応答なしになり、マウスクリックやキーボード入力の反応も悪い。対策は、省電力マネージャーをアンインストールするか、以下のレジストリキーを追加してFast Hibernation Resumeを無効にする。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Lenovo\PWRMGRV\Data]
"FastHibernationResume"=dword:00000000

(注)このレジストリキーは64ビットWindows用なので、それ以外のバージョンでは使わないこと。私はWindows 7 64ビットと省電力マネージャー6.68.10で動作確認した。

Fast Hibernation Resumeは、休止状態に入る前にアプリケーションをスワップアウトし、ハイバネーションファイルへの書き込みや読み出し量を少なくしようというものである。これで休止状態への移行や復帰は速くなるが、スワップアウトしたメモリページはスワップインしなければならないので、これが大量のディスクアクセスを引き起こす。

ブラウザのタブをたくさん開いていると、1GBくらいのメモリを使っているはず。私の環境(T520、Windows 7 64ビット、Firefox)では、休止状態から復帰した後5分以上ディスクアクセスが治まらず、その間ブラウザが応答なしになり、使い物にならなかった。Chromeはタブ毎にプロセスを分離しているので、応答なしにはならないが、タブを選択しても反応しないなど、やはり影響を受けている。

昔のThinkPadは、省電力マネージャーにIBM独自の電源管理機能が入っていて、それが優位点だったのだが、いまはWindowsの電源管理機能が充実していて、省電力マネージャーは単にWindowsの電源管理に対する独自のUIを提供するだけの役割になっている。実際、Windows 10では省電力マネージャー事態が提供されなくなった。ほとんどの人は省電力マネージャーをアンインストールしても問題ないだろう。

バッテリー充電の閾値設定はいまでも省電力マネージャー独自の機能である。AC電源主体で使っているときは、充電量を50%で抑えることによって、バッテリー寿命を延ばすことができるとされている。これを使いたいときは、上記のレジストリキーでFast Hibernation Resumeを無効にすれば良い。

参考記事

Windows 7 - Resuming from hibernation is slow on Thinkpad
http://asqueella.blogspot.jp/2012/07/windows-7-resuming-from-hibernation-is.html

Bug report: Power Manager causes slow performance after resuming from hibernation
http://forums.lenovo.com/t5/ThinkVantage-Technologies/Bug-report-Power-Manager-causes-slow-performance-after-resuming/m-p/1349923/highlight/false#M24262

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2011年5月15日

ThinkPad T520の二本指スクロール

ThinkPad T520のトラックパッドは二本指スクロールが出来るのだが、買った直後はなかなかスムーズに動かなかった。どこか壊れているんじゃないかと疑うくらい、動いたり動かなかったりする。

Webで調べたら、Ultra Navのスマートチェックフィルタ(エッジタイプフィルタ、スクロール範囲フィルタ・ジェスチャーフィルタ)を3つともオフにするという解決策が見つかった。今までの不調が嘘のようにスムーズになった。

(参考記事)
Think Padのタッチパッドが反応悪い件とその対処法(iPhoneマイスター)
http://iphone-meister.info/diary/think-pad-touchpad/

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ThinkPad T520ディスプレイの色調整

ThinkPad T520のディスプレイは青みが相当強い。最近のThinkPadはどれもそうなのだろうか。検索すると同じような症状を訴える人が何人も見つかる。調整リファレンスにWindows 7コントロールパネルの「色の調整」を使い、インテル・グラフィックスのプロパティで色調整してみた。

赤、明るさ 2
緑、明るさ -5
青、明るさ -30
ガンマ(全色) 0.9

T42がぼんやりした色だったので、これでもまだ青みが強く見えるが、スタンダードグレーが再現できているから、これが正しい色であるはずだ。きちんと調整するためにはキャリブレーターが必要だが、色温度の設定が出来ないThinkPadの内蔵ディスプレイにそこまで求めるのは酷だろう。

今まで撮りためた写真をPicasa 3のスライドショーで見ると、リコーR10ってこんなにいいカメラだったんだとビックリするくらいきれいに見える。ディスプレイの明るさもさることながら、ピクセル密度が緻密になったことが大きく影響している。時間が経つのも忘れて、スライドショーに見入ってしまった。

(参考記事)
ディスプレイを調整する
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Calibrate-your-display

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iTunesライブラリの移行(ThinkPad T42→T520)

以前アップルのサポートページに載っていたiTunesライブラリの移行方法は、「これでいいのだろうか」と首をかしげるような方法だったが、今は実に簡単だ。

iTunes:iTunes ライブラリを外付けハードドライブにコピーしてバックアップする
http://support.apple.com/kb/HT1751?viewlocale=ja_JP

この手順のポイントは、移行前に全ファイルをiTunesフォルダに統合しておくことと、移行先でシフトキーを押しながらiTunesを起動して、ライブラリ選択ダイアログを出すことだ。

移行先のT520でライブラリの内容がきれいに再現されたように見えたが、iPhoneを接続して同期すると、ファイルが10個見つからないというエラーになる。10個とも、iTunes Storeで買ったラデク・バボラークのアルバム「Baborak Plays Etudes」だ。ファイル自体はT520のハードディスクに存在する。なぜかライブラリとのリンクが切れてしまったらしい。iTunesのダイアログの指示通りにファイルを選択して解決。

リンクが切れてしまった原因は調べてないが、外付けHDDがFAT32フォーマットであることとファイル名の文字種が関係しているのではないかという気がする。時間が出来たらトラブルシューティングしてみる。

T42でiTunesのアカウント認証を解除する。これをやらずにハードディスクをフォーマットすると、1つのアカウントで許されるコンピュータ5台のうち1台を解除できなくなる。もっとも、全部を解除する方法があるので、そんなに慌てることはないが。

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2011年5月12日

ThinkPad T520購入

ThinkPad T520を買った。5月1日までの週末特別キャンペーンクーポン15%割引を使い、支払総額が15万円強。スペックは以下の通り。

  • Core i7-2620M(2.70GHz/3.40GHz, 4MB L3, 1333MHz)
  • Windows 7 Home Premium 64ビット日本語版
  • 15.6型HD+液晶(1600 x 900 LEDバックライト)光沢なし
  • NVIDIA NVS 4200M Optimus グラフィックス(1GB)
  • メモリー8GB PC3-10600 DDR3
  • 英語キーボード
  • 500GB ハード・ディスク・ドライブ, 7200rpm
  • DVDスーパーマルチ, ウルトラベイ・エンハンスド
  • スマート・カード・リーダーなし
  • 6セル Li-Ion バッテリー
  • 90W AC アダプター
  • Bluetooth 3.0
  • インテル Centrino Ultimate-N 6300
  • Integrated mobile broadband なし

T42が6年前に20万円弱だったことを思うと、Tシリーズもずいぶん買いやすくなったものだ。

フルHD液晶(1920 x 1080)にするかHD+(1600 x 900)にするかで悩んだ。最高スペックを目指すならフルHDだが、文字が小さくなりすぎはしないだろうか。会社のX201は文字が小さすぎて、長時間の作業に向かない。外部モニタ(1280 x 1024)を使っている。比較のためにドットピッチ計算機でシミュレーションした。

  • T42、14.1インチ1024×768:0.28 mm
  • 会社の17インチモニタ、17インチ1280×1024:0.263 mm
  • X201、12.1インチ1280×800:0.204 mm
  • T520、15.6インチ1600×900:0.216 mm
  • T520、15.6インチ1920×1080:0.18 mm

フルHDはX201よりかなり文字が小さくなる。HD+はちょっとましな程度だが、Windows 7で文字サイズを大きめに設定すれば、XPの201より見やすいだろうと目論んだ。果たして、昨日届いたT520でいろいろ設定しているとき、デフォルトの文字サイズままでほとんど気にならなかった。

データ移行は週末にやることにして、何はともあれキーボードカスタマイズとATOK、そしてFirefoxをインストールした。手に馴染んだキーボード配列でないと、設定作業すらフラストレーションが溜まる。レジストリをChangeKeyで変更し、AutoHotkeyをインストールして設定ファイルをT42からコピーし、T42でバックアップしたATOK設定をT520で復元する。これでいつものキーボード配列になった。英語キーボードは右シフトキーが近くて快適だ。

Firefoxは、Firefox Syncを使って設定の大部分がすぐに再現できる。ダウンロードフォルダやフォントなど同期対象外の設定項目はGUIで変更する。about:configのカスタマイズも実施。アドオンをだいぶ削ったし、NoScriptはFirefox Syncで設定を同期できる(注1)。

FirefoxでWebブラウジングするときにレスポンスがやたらと悪い。IPv6を無効にして改善したようだが、まだ引っかかることがある(注2)。バンドルさ れているNorton Internet Securityのスマートファイアウォールを無効にしたら、T42と同じレスポンスになった。バンドル版は30日間使用可能で、T520の最初の設定時 にインストールするステップが出てくる。T42はNorton Antivirusを使っている。Internet Securityは機能が多すぎて使いこなせない。いずれAntivirusに入れ替えよう。

(注1)noscript.sync.enabledをtrueに設定する。

(注2)
Windows7のネットワークが異様に遅い問題(あたし、めりーさん。今、あなたが心の中にいるわ。)
http://d.hatena.ne.jp/wonodas//20100516/1274011987

(当ブログの関連記事)

窓使いの憂鬱からAutoHotkeyへ移行
http://raven.air-nifty.com/night/2009/05/autohotkey-33c0.html

日本語キーボードを英語配列で使うカスタマイズ
http://raven.air-nifty.com/night/2010/12/post-b166.html

Firefox 4の警告メッセージ〔パスワード平文送信の防止)
http://raven.air-nifty.com/night/2011/05/firefox-4-4b70.html

Firefoxのタブ動作をアドオン無しでカスタマイズ
http://raven.air-nifty.com/night/2011/04/firefox-c888.html

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