iPodのヘッドホン
iPodなどのディジタル音楽プレイヤーが売れるにつれて、関連アクセサリー市場も活気を呈している。ケースはもちろんのこと、どれを使うか悩むのがヘッドホンだ。
私は、ソニーMDR-EX70を常用している。耳栓型(力ナル型)の初期モデルだ。EX70の前に使っていたのはソニーのMDR-E888LP。MDR-888LPは値が張るだけあって、音質は申し分ない。しかし、外部の騒音が侵入してきて音楽が聞こえにくい。いきおいボリュームを上げて、音が外に漏れることになってしまう。
その点、耳栓型のMDR-EX70は遮音性が抜群である。音質に関しては、もわっとしてしまりのないのが不満だ。もうひとつ困ったのが、iPodで使った時の「びびり音」だ。この「びびり音」はコンサートホールや教会で収録した、ホールリバーブの効いたブラスアンサンブルで顕著だ。音の回りにチリチリとした雑音がまとわりついて聞き苦しい。
MDR-EX70に限らず、イヤホン型高級モデルのソニーMDR-888LPやRP-HJE70-Sでも同様だ。逆にiPodの付属イヤホンは問題ない。ポータブル音楽プレイヤーの付属イヤホンは安物だと考えて、必ず別売のものを使ってきたから、少々複雑な気分だ。
ネットで調べると、ヘッドホンのインピーダンスが関係しているという意見がある。日本メーカの小型へッドホンのインピーダンスはほとんどが16Ω。海外メーカは32Ω以上が多い。これを裏付けるように、家にある密閉型へッドホン中級モデルのMDR-Z600では「びびり音」がない。この機種のインピーダンスは45Ωだ。ちなみにiPodの付属イヤホンは32Ωである。iPodとのマッチングを考えたものになっているのだろう。
ポピュラー音楽を聴いている限り、この「びびり音」は気にならない。神経質になることはないが、iPod用のヘッドホンを買うなら、インピーダンス32Ω以上のものにした方がいいだろう。なお、インピーダンスが大きいほど音量は小さくなり、それを補おうとしてボリュームを上げるとiPodのバッテリ消費が増える。




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